前書き
こんにちは。
JALの旅コミュニティtricoのアンバサダーをしていますひことらです。
最近、ご覧いただいているブログの整理をしていまして、1つ気づいたことがありました。
あれ?
JALのビジネスクラスのシートをまとめたページないなぁ・・と。
自分で自分の過去の搭乗記録を探したいのに、探せなかった・・。
ということで、まとめておこう!と思った次第です。
JALビジネスクラスシート一覧
現在JALで利用されているビジネスクラスシートは以下の6タイプです。
JAL SKY SUITE
JAL SKY SUITEⅡ
JAL SKY SUITEⅢ
JAL SHELL FLAT NEO
JAL SKYRECLINER
JAL SKYLUXE SEAT
搭乗記のないシートもあるのですが、残念なほうから(笑)、1つ1つまとめていきますね。
JAL SKYLUXE SEAT
まずは一番残念なタイプのシートから。
最も古いシートだとも思います。
シート名 | JAL SKYLUXE SEAT |
搭載機種 | B767-300ER |
B737-800 | |
シート幅 | 非公表 |
シート長さ | 非公表 |
電源 | 〇 |
機内WIFI | ✖ |
モニターサイズ | 非公表 *10インチほど |
全席通路アクセス | ✖ |
WIFIがなく、2列目以降でもモニターはすべて肘掛下収納のなので、離発着時の利用はできません。
せっかくのビジネス搭乗で、このシートには出来れば乗りたくはないです。
でも、ボーイングB737型機で運行する路線は結果的にすべてこちらになります。(TT)
国際線で利用した際の搭乗記がこちら。
JAL SKYRECLINER
続いて残念なビジネスクラスシートがこちら。
シート名 | JAL SKYRECLINER SEAT |
搭載機種 | B767-300ER |
シート幅 | 非公表 |
シート長さ | 非公表 |
電源 | 〇 |
機内WIFI | ✖ |
モニターサイズ | 10.6インチ |
全席通路アクセス | ✖ |
こちらのシートは、発表当初は、「2011年度グッドデザイン賞」を受賞しています。
当時としてはこれでも快適なシートだったいうことでしょう。
審査員の評価コメント
中距離路線用の機内空間に必要な快適な機能が、細部まできめ細かくまとめ上げられている。特に、大容量のシートポケット、シートバックの小物入れ、暗い室内においても使いやすく工夫された大型ボタンのコントローラー等は高い支持の対象となった。
車椅子対応のムーバブルアームレストや、肌触りと座り心地の良いユニバーサルデザインのシートも好評であった。
JAL webサイトより
実は私はこのシートタイプには国際線では搭乗したことがありません。
ただ、コロナ禍で国内線に運用されていた時に、国内線にて1度だけ利用したことがありました。
JAL SHELL FLAT NEO
続いてはこちらのシート。
シート名 | JAL SHELL FLAT NEO |
搭載機種 | B787-800 |
シート幅 | 54cm |
シート長さ | 190cm |
電源 | 〇 |
機内WIFI | 〇 |
モニターサイズ | 15.4インチ |
全席通路アクセス | ✖ |
SKY SUITE各種のシートが搭乗する前の主力シートでした。
こちらのシートの前に、SHELL FLAT があり、そこから改良されたので、”NEO”がついています。
JALでは初めて、ほぼ水平(170度)になるシート。そしてリクライニングをしても後席に迷惑のかからないシェル型タイプのシートでもありました。
ライフラットと呼ばれる、斜めに水平なため、寝ている間にズレ落ちるなどの若干の不便さはあるものの、しばらくの間はとても画期的なシートでした。
ただし、個人モニターやペットボトルホルダーなど、最前列の席はサービスがかなり限定されるシートなので、このシートでは最前列は絶対に選ばない方がいいと思います。ビジネスクラスシートで唯一、一列目がお薦めできないシートです。
国際線での搭乗記はこちら。
さて、ここまでのシートが旧世代、そしてこれ以降が新世代のシートです。
JAL SKY SUITE Ⅰ
まずは、Ⅰから。
シート名 | JAL SKY SUITEⅠ |
搭載機種 | B777-300ER |
B787(-800,-900) | |
シート幅 | 52cm |
シート長さ | 188cm |
電源 | 〇 |
機内WIFI | 〇 |
モニターサイズ | 23インチ |
全席通路アクセス | 〇 |
A350-1000型機への新シートが発表されまでの間、これがJALのフラグシップビジネスシートです。
世界最大級のモニターサイズ、180度フルフラットシート、全席通路アクセス、完全プライバシー空間をつくるシート間パーテーションなどなど、SHELL FLAT NEOでは足りていなかった所をすべて、補ったシートだと言えます。又、窓側シートでは、窓3個を独占できます。
間違いなく、私が一番愛してやまないシートはこちらです。
このシートの搭乗記は多々あるのですが、機材別にしてみますね。
同じシートでも実は機材によって若干の違いはあります。
映像入力端子は B777-300ER型機シートにしかありません。
ボーイングB777-300ER型機
B787-800型機
B787-900型機
JAL SKY SUITE Ⅱ
続いては Ⅱ。
シート名 | JAL SKY SUITEⅡ |
搭載機種 | B767-300ER |
シート幅 | 52cm |
シート長さ | 200cm |
電源 | 〇 |
機内WIFI | 〇 |
モニターサイズ | 15.4インチ |
全席通路アクセス | 〇 |
こちらは、JAL初となるスタッガードタイプのシートです。
座席とサイドテーブルの配置を前後で交互にすることで、足元のスペースが長く取られています。
このシートは少し小型のB767型機に搭載されていますが、ベッドにした時の長さは、B777型機などのSKY SUITEⅠよりも長いんです!それもスタッガード式のシートの強みです。ただし、若干詰め込んだ感もあり、モニターサイズ含め、少々圧迫感を感じます。
実際の国際線での搭乗記は1つのみなのですが、遊覧チャーターフライトでも利用していましたので、そちらも合わせて。
JAL SKY SUITE Ⅲ
そして、Ⅲ。
シート名 | JAL SKY SUITEⅢ |
搭載機種 | B787-900 |
B777-200ER | |
シート幅 | 53cm |
シート長さ | 198cm |
電源 | 〇 |
機内WIFI | 〇 |
モニターサイズ | 17インチ |
全席通路アクセス | 〇 |
こちらは、JALでは初となるリバースヘリンボーン型シートです。
全席通路アクセスで非常に快適に過ごせるシートだと思いますし、2名で搭乗する際にも最も適したシートでしょう。
ただし、ベッドにする際には、中央席の2席は足元が上下に重なるように、向かって左側シートは下がり、右側は上がります。そのために、左側シートは床に限りなく近くなってしまいます。他人が歩き回る床に顔が近づくことに気分が良い方はいないと思います。1人の時は窓側、もしくは絶対に右側を選ぶようにしています。
こちらのも機材ごとに整理してみました。
B777-200ER型機
B787-900型機
又、B777型機とB787型機に搭載されていますが、SKY SUITEⅠ同様に、機材によって少し仕様が異なっています。
そちらを比較した記事もありますよ。
まとめ
さて、JALの国際線ビジネスクラスシートをまとめみました。
私の推測では、あと、2,3カ月で、JALの新しいフラグシップ機材・A350-1000型機に搭載される新シートが発表されると思います。
いったい、どんな機材になるのか、とてもワクワクしていますが、まずは、既存のシートをしっかりと抑えておこうかな、といった次第です。
こんなシートになりますように・・・・
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