2019年06月21日、JALのコミュニティサイト【Discova】主催のエアバスA350型機のお披露目会に参加して参りました!そこで、一般人としては最初の見学者の1人に入れた私が(笑)、この エアバス AIRBUS A350型機をレポートしたいと思います。
まずは、JAL エアバス AIRBUS A350-900型機 ファーストクラスです。
Discovaとは?
Discovaとは、JALが直接、編集・運営をしている旅のコミュニティサイトです。
口コミやJALに関するコラムや、特集記事、みんなの投票などのコンテンツがあります。
その中でも、最も盛り上がっているのが口コミ情報で、口コミには2種類あります。
1つ目は「発見レポ」。
訪れた場所、お店、出逢った人、食べたものなど、日本各地、世界各地で会員が体験したモノ、事を写真と共に投稿する場です。。
そして、もう1つがJALの話題で盛り上がる「JALトーク」。
旅行記のような体験談から、ラウンジ、機材、マイル、等々、とにかくJALファンのあるあるを語る場です。
今回は、このDiscovaの会員限定で募集をしていた「Discova会員限定!格納庫見学ツアー 第二弾!」が、時期的にJAL エアバス AIRBUS A350型機のJAL受け渡しの時期と重なっため、JALさんとDiscovaの粋な計らいで、メディア発表の翌日、一般人としては最初のエアバス機内の見学が許された、非常に貴重な経験になったのでした。
AIRBUS A350-900 JAL 国内線仕様 ファーストクラス
JALのエアバス AIRBUS A350型機のファーストクラスは最前部Aコンパートメントに全12席の配置です。
これまでのボーイングB777型機では全14席の配置がありましたので、2席分、座席減となっています。
羽田~沖縄路線などでは、ファーストクラス確保のための熾烈な競争が繰り広げられるでしょうね。
さて、では実際の機内のシート紹介に入ります。
こちらは2列目、2Aと2Cのシート。黒の皮張りシートです。これまでの白を基調としていたファーストクラスとは真逆の色合いになりました。とてもシックで大人の雰囲気になりました。
※ヘッドカバーにはJALの鶴丸が。ヘッドセットが無くなっていますね。
以下は2D&2G座席。座席間のディバイダーに読書灯が設置されています。
隣席との間には可動式のパーテションも出来ました。これで独りでの利用時でもプライバシーがより守られるようになっています。
以下は、パーテションを閉めているところ。
以下はパーテションを引っ張りだしたところ。
これは電動ではありませんでした。新車なので(笑)、まだ滑らかには動かず、少々固かったです。
中央のディバイダーには、使い勝手が非常によさそうな小物入れ。シートのすぐ脇に位置しています。また、ここにUSB端子と電源が設置されているので、スマホやカメラの充電などは非常に便利になります。
可動式のコントローラーもJALの国内線では初。裏はキーボードになっています。
以下が1D&1Gのモニター。最前列でもモニターは前面にセットされています。
これまで、国際線などにあったモニター付機材の場合、最前列のモニターはひじ掛け下に収納されていることが多く、以下のような欠点がありました。
- ひじ掛けに収納しなければならないので、他の座席よりもモニターサイズが小さくなる。
- 離発着時は収納しなければならないので、他の座席よりも利用できる時間が限られる。
※しかも!離発着時の機首カメラの景色などが眺められない!! - 機内食が出るフライトの場合は、モニターが邪魔して、食事がとりづらい&かなりの確率でトレイの食事をこぼしてしまう。
ところが、JALのエアバス AIRBUS A350-900型機なら、モニターは前面の壁に設置されているため、上記のような欠点が解消されているのです。
もちろん、1D&1Gのモニターだけではなく、1H&1Kのモニターも前面に設置されています。
ファーストクラスのモニターサイズは15.6インチ。これは、JAL国際線のSky Suite Ⅱ よりも大きなサイズです。
機内エンターテインメントも充実し、映画も楽しめるようになります。
ただし、国内線の短時間では映画を1本見ないうちに着陸となることも出てきます。そこで、次回搭乗時に視聴を中止したところから再度視聴できる機能が備わりました。
往復で1本視聴するというのが、国内線では時間的にも丁度いいですね。
大型モニターの下にも収納スペースが確保されています。
2列目座席の機内誌などは前席ディバイダー下にマガジンラックが設置されています。
さて、シートですが、電動のリクライニングシートはJAL国内線では初。腰と足の電動マッサージ機能もつきました。
また、ひじ掛け前方には、カクテルトレイも備わっています。
電動で動くフットレスト。
テーブルは折り畳み式が採用され、使い勝手も増しました。
片面のみ引き出したところ。
両面を開いたところ。
そして、エアバス AIRBUS A350型機の特徴である窓。縦に大きく広がっているので機内がより明るくなりました。外の景色も楽しみやすくなりました。
オーバーヘッドコンパートメントが大型化されたのもエアバス AIRBUS A350型機の特徴です。
スーツケースが縦に入るので、収納スペースがなくて自分の荷物が遠いところへ行くようなこれまでの問題も解消されますね。
最後に
さて、ファーストクラスの内覧については以上です。
次回は、JALのオリジナル「クラスJ」を引き続き紹介したいと思います。
JALのエアバス AIRBUS A350型機は、全クラスに個人モニターがついたことにより、機内での時間の過ごし方が大きく変わることになると思います。
中でも機外カメラの設置は、航空ファンのみならず、小さなお子様にもきっと楽しめることでしょうね。
機外カメラから見える風景については、YOUTUBEでも紹介しております。
よろしければ、そちらもご視聴ください。
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