今日は、七夕ですね。
短冊には「早く海外へ行けますように~。」と書くこと間違いないですね。
新型コロナウィルスが世界的に流行し、海外旅行へぱったりと行けなくなってから早1年と半年。
一般人へのワクチン接種も本格的に始まり、長かった我慢の時間も、もう、間もなく終わりを告げようとしていますね。
そろそろ、どうやったら海外へ行けるのか、なんていうニュースや個人ブログを私も目にする機会が増えてきていますが、
完全に規制が取られる前の海外渡航には、まだまだ、立ちはだかる問題があります。
今は、それについて調べているところ。備忘録としてブログにも残しておきたいと思います。
現在の海外旅行の手順
まず、現在、海外旅行へ行くための手順をおさらいしてみます。
1・日本)出発72時間前以内のPCR検査と陰性証明書
✈ 搭乗
2・訪問国)PCR陰性証明書の提出と各国の必要なアプリや誓約書等へのサイン
3・訪問国)強制隔離又は自粛隔離期間
4・訪問国)自由な旅行 ここがいわゆる海外旅行中!!
5・訪問国)出発72時間前以内のPCR検査と陰性証明書
✈ 搭乗
6・日本)訪問先によって強制隔離期間
7・日本)14日間の自粛隔離期間
コロナ前、自由に海外旅行をしていた時に比べて、これだけやらなければいけないことが増えています。
それでも、これらは、訪問国が観光旅行者を受け入れている国だけのことで、そもそもとして、入国を許可していない国が、まだまだ圧倒的です。シンガポール、マレーシア、台湾、韓国などがそうですね。
ちなみに、
JALのフライトのある国、都市への観光旅行の可否がこちらです。(2021年7月1日時点)
国名 | 都市 | 観光旅行可否 |
---|---|---|
アメリカ合衆国 | 本土 | 〇 |
ハワイ州 | 〇 | |
カナダ | バンクーバー | ✖ |
英国 | ロンドン | 〇 |
フランス | パリ | 〇 |
フィンランド | ヘルシンキ | ✖ |
ロシア | モスクワ | ✖ |
ドイツ | フランクフルト | 〇 |
インド | デリー | ✖ |
インドネシア | ジャカルタ | ✖ |
シンガポール | シンガポール | ✖ |
マレーシア | クアラルンプール | ✖ |
タイ | バンコク | ✖ |
オーストラリア | 全土 | ✖ |
この観光で入国が出来る国、都市への旅行であっても、先にあげた、6と7が海外旅行の障害になっていると多くの方々からお聞きします。
旅行自体の日数プラス最低でも14日間の隔離となりますから、それだけの休みが取れるか、テレワークが可能な方でないと難しいのはわかります。
ただ、私が注目しているのは「5」。帰国便搭乗前のPCR検査なんですよね。
慣れない土地で、慣れない言葉で、しかも、病院で検査を受ける。感染の可能性がある人も来ている場所へ出向く・・・💦
それだけでも大変なストレスなのに、その上で更に指定のフォーマットの陰性証明書を受け取らなければならない。
これ、かなりハードルが高いことだと思いませんか?
日本に帰国後の隔離期間にばかり気を取られていますが、帰国便に乗る前に1つの試練があるんですよね。
帰国の際に必要なもの
2021年3月19日より、日本帰国時には、検査証明書(PCR検査陰性証明書)の提出が義務化されました。
この検査証明書を提出できない場合には、まず帰国便のチェックインが出来ず日本へ戻ってくることすらできません。
それが海外旅行のハードルを上げています。
さらに、この検査証明書がクセもの。
どんな検査証明書でも良いワケではなくって、定められたルールがあります。
JALのWEBサイトに詳細が記載されていますが、ざっと言うとこんな感じ。
以下の検査証明は有効ではありませんのでご注意ください。
- 検体採取日、時間(出国前72時間以内)が記載されていないもの。
検査証明書の発行日だけでなく、検体採取の日付、時間(出国前72時間以内)の記載が必要です。 - 検査法が指定外のもの。
抗原定性検査(Qualitative antigen test)は有効ではありません。 - 採取検体が指定外のもの。
咽頭ぬぐい液(Oral swab, Throat swab)、鼻腔ぬぐい液(Nasal swab, Nose swab)も無効です。
検体採取方法、検査方法、そして書式、このすべてが合致していないとダメ。
でも、実際に海外の空港では、この不備、不所持により、搭乗出来ないケースが多発しているということなのです。
この検体採取方法、検査方法は、日本では主流であっても海外では一般的ではなかったり、また証明書の書式は日本語または英語のみで指定書式のもの、を準備することに、ハードルがあるな、と調べていて気付きました。
海外で日本語のフォーマットの書類って・・・💦💦💦
どこに行ける?
私はJALの中長距離路線をマイルを使った特典航空券で行きたいと考えています。
ただ、前述のとおり、観光旅行が許されている都市はわずか。
更に観光旅行が許されていても、現地での隔離期間があったら、実際問題として旅行は難しいですよね。
そこまで調べたのがこちら。
国名 | 都市 | 入国時 陰性証明書 | 隔離措置 |
---|---|---|---|
アメリカ合衆国 | 本土 | 必要 | あり |
ハワイ州 | 必要 | なし | |
英国 | ロンドン | 必要 | あり |
フランス | パリ | 必要 *ワクチン接種者は不要 | なし |
ドイツ | フランクフルト | 必要 *ワクチン接種者は不要 | なし |
結局、JAL就航都市って考えると、英国・ロンドンもまだ難しくて、ハワイ、パリ、フランクフルトぐらいになってしまいました。
最近、ハワイへ行かれる方々をSNSでお見かけしますが、結局そうなってくるんですよね・・・💦💦
ということで、それらの都市で検査証明書を手に入れられる場所を探してみています。
次にその場所について、記しておきます。
検査証明書はどこで?
旅先に知人がいないワケでもないので聞けばわかるとも思いますが、調べるのも楽しいので、
えっちら、おっちらとネットをググって調べております。
アメリカ・ニューヨーク
色々探してはいますが、ニューヨークはこちらの一択かなって思います。
ジャパニーズ メディカル ケア マンハッタン本院
JAPANESE MEDICAL CARE
もう名前からして日本人の・・・。
安心感しかない。(笑)WEBサイトも日本語です。
新型コロナウィルスのPCR検査と即日結果&証明書発行が可能ということですし、場所もグランドセントラル駅の正面。
抜群の立地で迷うこともないですね。
鼻咽腔によるRT-PCR新型コロナ検査+出国前検査証明書:$300
NYC一等地の病院で、日本語、日本人の安心感があるのですから、このぐらいの値段はしてしまいますよね。
検査当日に結果判明・翌日に証明書発行ということなので、夜のJALのフライトなら前日に検査に行けば間に合いますね。
ということで、こちらにお世話になれば、NYCは帰国便搭乗のためのPCR検査証明書の入手はたやすいのですが、入国後の自主隔離がまだあるので、△ってとこですね。
パリ
続きましてパリ。パリも日本人医師がいらっしゃる病院を見つけました。
アメリカン ホスピタル パリ
AMERICAN HOSPITAL OF PARIS
アメリカンなのか、フレンチなのか、ジャパニーズなのか、国籍が色々と渋滞していますが・・・💦
こちらも日本語のWEBサイトがあって、PCR検査についても案内があります。
費用は 150€
*個人のブログ情報より
検査時、まだ陰性の結果が出ていない状態で医師から証明書への記入をもらい、
翌日に検査機関からの陰性証明のメールが届き、そのメールと合わせて陰性証明書となったという記事を見ました。
それで本当に大丈夫なのでしょうかね?
まぁ、日本人医師がいれば、色々教えてくれるでしょう。
また、もう1つこれは!というものを見つけました。
パリ シャルルドゴール空港 コロナウィルス PCR検査センター
Covid-19: screening centers
シャルルドゴール空港内のPCR検査施設です。
72時間以内にシャルルドゴール空港発のフライト予約を持っている人が受けられる施設だそうです。
費用は無料!
これは凄い!
交通費をかけて市内から空港へ行っても無料ですから。
それから空港内なので、自分は勝手に搭乗に必要な検査方法での検査だと思っています。
在フランス日本大使館のWEBサイトでも紹介されていますので、間違いないと思われます。
※現在、空港には航空券(Eチケット)を携行している搭乗者のみ立ち入り可能です。
-CDG空港、オルリー空港では空港内検査場において出発客を対象として、渡航先国の衛生基準を踏まえ必要に応じて検査を受けられる。
・PCR検査の場合は48時間以内にSMS、メール又はサイト上にて結果(英語及び仏語)の通知を受ける。事前オンライン予約が必要。検査は搭乗時間の72時間前から可能。検査のみで空港に立ち入る場合は搭乗券又はEチケットと検査のオンライン予約票の提示が必要。
・検査料は無料。
・空港での検査はサイトから予約可能。
【CDG空港】2Eターミナル、出発エリア、入り口17番ドア正面。
時間:月~土曜日:7時~17時、日曜日・祝日:7時~12時
ただ、検査証明書の発行、押印について、WEBサイトにもどこにも記載がありません。
個人のブログをググってみても、明確に記載されているものが見つからず。
PCR検査を受けて陰性が証明されても、検査証明書がゲットできなければ何の意味もなくなってしまいますからね。
それが不安材料です。
でも!
さすがのYoutube時代。Youtubeで以下のようなものを見つけました。
CDG空港内特設検査場で検査をして
英語での検査結果をお願いしました。
出発当日に英語の検査結果と日本政府指定フォーマットの陰性証明書を持参して
手書きで英語記入してもらい、判子をもらいました。
なんか、いけそうですね。
フランスはワクチン接種済みであれば往路でも陰性証明書は不要、そして復路はこの無料の空港PCR検査が利用できれば、往復でアメリカでは5万円近くかかる検査費用が不要となります。
これは大きいですね。入国後の自主隔離もありませんし、◎ってとこでしょうか。
最後に
ちょっと長くなってしまったのと、まだまだ調べ中なので、とりあえず途中経過の報告ということで。
ちなみに、ハワイなら帰国のためのPCR検査や検査証明書の取得も超簡単!
ANAではその紹介と予約受付も始めています。
ドイツとハワイについては、また後日、お届けできればと思いっています。
コメントはこちら