JAL 羽田増便枠のアメリカ路線はどこに？ 第4弾

いよいよですね！

2020年の羽田国際線増設枠の路線の決定の時期が近づいてきました。

これまでの記事は以下です。

JAL 羽田増便枠のアメリカ路線はどこに？　続続報

2020東京オリンピックに向けた、羽田空港国際便の大増発計画。アメリカ側の割り当て１２枠の暫定配分が報道されてから10日ほどが経ちました。暫定配分を受けて、JALはどのように申請を上げるのかの第３弾コラムです。

hikoukitabi.com

2019.05.30

アメリカ系航空会社が正式決定

まずは本日、アメリカ運輸省が、2020年の羽田空港の発着枠増加の割当を最終決定させました。

仮承認からの変更点はなく、以下の通りとなりました。

そして、現時点で既に就航している路線も含めると以下となります。

日本に加盟航空会社がないスカイチームのデルタ航空に手厚い結果となりましたね。

これは予測していた通りです。

さて、これを受けてJALはどう出てきますかね。

恐らく、運輸省には既に路線申請は提出していると思われます。

JALの路線　予測

まずは、おさらいから。

現状のJALのアメリ路線

羽田発着

1. 羽田～サンフランシスコ
2. 羽田～ニューヨーク

成田発着

1. 成田～ロサンゼルス
2. 成田～シアトル
3. 成田～サンディエゴ
4. 成田～シカゴ
5. 成田～ダラス
6. 成田～ボストン
7. 成田～ニューヨーク
8. 成田～ホノルル
9. 成田～コナ

何度も、何度も、思考していますが、

やっぱり、既に成田からの路線があるビジネス路線を羽田へ移管するのが、妥当ですよね。

• 羽田～ニューヨーク
• 羽田～シカゴ

ロサンゼルスも羽田へ移管したいところですが、ジョイントベンチャーをしているアメリカン航空の羽田～ロサンゼルスが２便になるので、いったん保留かな、と。

次に、アメリカン航空のアメリカからの乗継便の接続のし易さなどを考えてみます。

• 羽田～ダラス
• 羽田～ロサンゼルス

アメリカン航空のハブ空港となっているこの２空港からだと、西海岸や中南米への接続がスムーズになりますよね。ロサンゼルスはアメリカン航空が２便もあるのでいったん保留にしましたが、やっぱり羽田移管ですよね。

前回の予測よりも、かなり堅実な感じになってしまいました。

ラスベガスやマイアミなどへの直行便が出来たらうれしいなぁ～という願望はあるのですが、

貴重な羽田路線で、一か八か、はやってこないかな、と思い始めました。

というのは、羽田に路線を移管することによって、成田空港のスロットにかなりの余裕が生まれてくるのです。

もし、新規路線を開設するなら、まずは成田で挑戦してみると思うのです。

ラスベガスやマイアミは、成田からで！

そして、恐らく、枠は６枠になるので、あと２枠。

結局、何度考えても、ハワイになってしまいます。

• 羽田～ハワイ
• 羽田～ハワイ

需要が年間を通して安定していますし、地方の方々には圧倒的に人気が高く国内線の移動と合わせての需要も高く望めます。

う～ん・・・

ちょっと、堅実すぎますかね。

最後に

デルタ航空が、ほぼほぼ希望通りの羽田路線の開設が決まったため、

成田空港から完全撤退を同時に発表しています。

ということは、成田空港のデルタ航空のラウンジもなくなるということですね。

今後、デルタ航空のラウンジを共用していたスカイチームの航空会社がどのラウンジを利用するのか、

又、空いたデルタ航空のラウンジのスペースがどうなるのか？

そこに注目しています。

JALの子会社のLCC、ZIP AIR TOKYO が成田空港 第一ターミナル 北ウイングの利用を決めていますので、

ZIP AIR & JALとして、第一ターミナルにもラウンジを作ってくれるのが一番の希望です。