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修行の旅でヘリンボーンorスタッガードビジネスに乗るための考察。

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私は、毎年JAL DIAMONDステイタスを目指して、FOP修行をしています。

効率だけを考えると、JALの羽田~沖縄線と、海外発券を利用したプレミアムエコノミーを多用することで、総額費用は押さえれることはわかっています。

ただ、飛行機に乗ること自体が趣味、お酒が大好き、という私は、
費用は多少かかってでも、出来る限り、修行の旅はビジネスクラスでやりたい、という欲求があります。

さらに、絶対に通路アクセスかつ窓側シートに座りたいです。

ということで、シートはリバースヘリンボーン型又はスッタガード型の二択です。

(正確には、JALや大韓航空のような変形個室型はOKです。)

もちろん、そんなに裕福な方ではないので (^^;、
色々な方々のブログのビジネスクラスのバーゲンフェアについてのニュースに、日々注意を傾けています。

昨今、各社がビジネスクラスのサービスに大変力を注いでいて、最新の情報に追いつけていなかったので、時間を使って調べてみました。

リバースヘリンボーン型又はスッタガード型に乗れる可能性のある航空会社 という視点で調べています。

同じような興味のある方の参考になるとうれしいです。

2018.12.26時点

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FOP修行では利用がマスト!ワンワールド加盟航空会社

リバースヘリンボーン型

JAL

SKY SUITEⅢ

ボーイングB777-200ERと、ボーイングB787-900の一部の機材に投入されています。

路線で言うと、デリー、クアラルンプール、ジャカルタ、マニラ、ホノルル、バンコク、シンガポール、香港、上海です。

中央2席の座席ですが、コクピットに向かって左側座席は、フルフラットにした際、右側の下に入り込むため、床に非常に近い目線になり、振動が伝わる、歩く人の埃が舞う、衛生的に気になる、などの意見をよく見ます。

個人的には、SKY SUITE→SKY SUITEⅢ→SKY SUITEⅡの順に好きです。それ以外のビジネスは乗りません。。

 

JAL SKY SUTIE3

アメリカン航空

Flagshipビジネス

ボーイングB777-200ER、B777-300ER、B787-800、B787-900に投入されています。

路線でいうと、成田~ダラス・フォートワース線、成田~ロサンゼルス線、成田~シカゴ線、羽田~ロサンゼルス線です。(2019年夏スケジュールからシカゴ線は運休?本日時点で予約が出来ません。)

B787-800については、前向きと後ろ向きシートが交互に並ぶ異質なレイアウトで、前後の乗客同士でよく目が合う、と言われているのであまり乗りたくはないです。

2019年3月までシカゴ線に投入されている、B787-800がそれにあたります。

アメリカン航空 フラグシップビジネス

キャセイパシフィック

ビジネスクラス

キャセイパシフィックのビジネスクラスは中短距離路線(リージョナル)用と長距離路線用の2種類に分かれていて、長距離用の機材に、リバースヘリンボーン型シートが採用されています。

機材で言うと、ボーイングB777-300ER、エアバスA350-900、A350-1000、A330-300が長距離用機材です。

ただ、日本~香港、香港~ホーチミン、香港~シンガポールなどの中距離路線でも機材運用の関係から、長距離型の機材が使われていることが多々あります。

成田から香港乗り継ぎでシンガポールへ行く際でも、日によって4区間ともにリバースヘリンボーン型シートを利用できることもあれば、逆に4区間とも、リージョナル仕様のそっけないシートになる場合もあります。

ですので、キャセイパシフィックを利用しようと考えた時には、日付はなるべくフレキシブルな状態で、4区間共にリバースヘリンボーン型に搭乗できるスケジュールを1日、1日探しています。

キャセイパシフィック ビジネスクラス

フィンエア

ビジネスクラス

エアバスA350-900にリバースヘリンボーンが運用されています。

路線で言うと、成田~ヘルシンキ路線と一部曜日の関西~ヘルシンキ路線になります。その他の日本路線はエアバスA330-300の運航で、変形型スタッガードが使われています。

マリメッコmarimekkoとイッタラiittalaは、恥ずかしながらフィンエアで始めて知ってファンになりました。マリメッコのクッションやアメニティポーチが欲しいです。

フィンエア ビジネスクラス

スリランカ航空

ビジネスクラス

機材はエアバスA330-300機のみです。

路線としては、成田~コロンボ線のほかは、ドバイ線、リヤド線、ドーハ線、コーチンやチェンナイなどのインド線、そして上海線にも一部運用されています。

機材運用の関係でしょうか、短距離路線のマーレ(モルディブ)線でも使われています。これは狙い目ですが、例えそうでも、私は一人ではモルディブには行けないですね。寂しすぎます。

スリランカ航空 ビジネスクラス

カタール航空

ビジネスクラス

長距離型のボーイングB787-800、エアバスA350-900、A350-1000にリバースヘリンボーン型が投入されています。

中距離路線でもかなり利用されており、ヨーロッパやアフリカ方面でも利用することができます。

カタール航空は、いつでも、何度でも、アラカルトの中から好きなものがオーダー出来る、という機内食に特にはまっています。ただ、搭乗前のラウンジで飲み過ぎてしまったり、深夜のフライトでどうしても睡魔に勝てなかったりと、100%満足して降機した経験がありません。

次こそは、搭乗前のラウンジでのお酒は我慢し、睡眠を事前に充分に取ってから、望みたいと思っています。

カタール航空 ビジネスクラス

スタッガード型

JAL

SKY SUITEⅡ

ボーイング767-300ERの一部に採用されています。

路線でいうと、ホノルル、コナ、グアム、台北、高雄、マニラ、釜山線です。ただ、時期によってコロコロ変わっています。

 

発表された当時は、クアラルンプール線にも利用されていました。

修行僧にはお馴染みのクアラルンプール線には、SKY SUITE、SKY SUITEⅡ、SKY SUITEⅢのすべてが運用されていました。いずれにせよ、通路アクセス型の最新プロダクトがずっとアサインされ続けているので、大変ありがたいです。

もしクアラルンプール線がSKY RECLINERやSHELL FLATシートに変わってしまったら、私はその路線は修行には使わなくなると思います。そのぐらいに、この2種類のビジネスシートへの思いは強いのです。

JAL SKY SUITES 2

イベリア航空

ビジネス プラス

エアバスA330-200に搭載。

路線としては、成田~マドリード路線。

その他の路線としては、ハヴァナ、ブエノスアイレス、モンテビデオ、リオデジャネイロ、サンサルバドル、グアテマラシティ、サントドミンゴ、ヨハネスブルグ、上海、ロサンゼルス、テルアビブなど。

さすがに南仏の航空会社!中南米へのフライトが多くて驚きです。正直どんなところか想像もつかない=行く予定なんてまったくもってない都市も多々あります。

マドリード~成田間は所要時間13時間25分、成田発だと更に長く所要14時間10分のロングホール!私は腰がいかれそうで大変心配です。更に、搭乗中に何回トイレに立つことになるんでしょうか。想像しただけでもぞっとします。だからこその通路アクセス。その距離を直行で就航しているイベリア航空が、スタッガードタイプのビジネスクラスを採用しているのは理にかなっています。

イベリア航空 ビジネスクラス

カンタス航空

ビジネススィート

エアバスA330-300型機に設定。ジャンボジェットB747-400や、エアバスA380-800といったフラグシップの機材には運用していないのが珍しいところだと思います。

就航路線は、成田~メルボルン、ブリスベン線、関西~シドニー線などです。

その他は、バンコク、マニラ、シンガポール、オークランド、メルボルン、パースなどの間で運用されていますが、パース~メルボルンや、シドニー~メルボルンのように、オーストラリア内の国内線でも利用することができそうです。

このスタッガードシートは、発表当時、離発着時でもリクライニングをしてマットレスを敷いたままの状態でいられることで話題になったシートです。

また、デスク上の物入れが、ラップトップコンピューターまで収納できる大きさで非常に使いやすいという意見も出ています。

以遠権行使のアジア内都市間で乗れるような路線があれば、是非一度乗ってみたいです。

カンタス航空 ビジネスクラス

カタール航空

Q Suite

ボーイングB777-300ERとエアバスA350-1000の一部に導入されている通路との間にドアが設けられた個室タイプです。ビジネスクラスの完成系だと思っています。

路線は、成田~ドーハ線、羽田~ドーハ線(2019年4月より)の他、ドーハ~ニューヨーク線、ボストン線、シカゴ線等々北米路線の他、ロンドン線と、続々と投入されています。

 

私も、2018年にドーハ~ニューヨーク間で始めて、利用することができました。

機内食もワンランク上のサービスメニューがあって、想像以上に快適でした。

座席が窓側のシートは後ろ向きになります。

離陸&着陸時に違和感が出ないのかなと少々心配をしていましが、まったく気になりませんでした。

カタール航空 QSuites

変形型

JAL

SKY SUITE

ボーイングB777-300ER、B787-800、B787-900 に利用されています。

路線としては、成田~フランクフルト、ヘルシンキ、モスクワ、ロサンゼルス、シカゴ、ボストン、ダラス・フォートワース、ニューヨーク、ハノイ、バンコク、ジャカルタ、シドニー、メルボルン、羽田~ロンドン、パリ、サンフランシスコ、ニューヨーク、北京、広州

 

このシートの窓側の座席のプライベート感がすごくて、とてもお気に入りの空間となります。

頭の後ろの小物入れも便利ですし、通路へ出る横道の物置き場は、食べ終わった食器やおてふきなどを置いて置けるので、自分の用事が済んだものは、ぽいぽいと自分の視界から排除できます。

また、照明が落とされてからのCAの呼び出しコールを躊躇してしまう、小心者にとっては、欧米の長距離路線の手元のコントローラーから機内食が注文出来るサービスも大変、ありがたいです。

 

JAL SKY SUITES

マレーシア航空

ビジネスクラス

エアバスA350-900に搭載。

座席配列が1-2-1と1-2-2が交互のタイプ。

コクピットに向かって右側に2席の列が存在します。その2席の列の窓側座席にあたると、通路アクセスになりません。そして、この2席が並ぶシートは収納場所も極端に少ない外れ席。

その一方で、1席の列がゲットできた場合は、左右両側に大型テーブルのある「王様席」と呼ばれるシートになります。

運・不運の差があまりに大きいシート配列だと思います。

 

路線としては、成田&関西~クアラルンプール線のほか、ロンドン、シドニー線にも利用されています。

 

成田線に関しては、繁忙期は、後からほぼエアバス380-800の運用へと変更になって、しょぼいビジネスクラスになってしまいます。何度かそのランクダウンを経験したので、今は、絶対に繁忙期のマレーシア航空は利用しないようにしています。

週5便の成田夜発&クアラルンプール朝発の71便&70便であれば、エアバスA350-900から変わることはないようです。

とは言え、外れ席は存在しているので、シートアサインに大変気を使わされる航空会社です。(^^;

マレーシア航空 ビジネスクラス

フィンエア

ビジネスクラス

エアバスA330-300に変形のスッタガードが運用されています。

上記のマレーシア航空のエアバスA350-900と同じような交互配列型ですが、

残念な座席&王様座席がコクピットに向かって左側の配列になっているので、マレーシア航空とは逆サイドになっています。1-2-1 & 2-2-1ですね。

関西~ヘルシンキ、名古屋~ヘルシンキ、福岡~ヘルシンキ路線になります。

その他は、ヘルシンキ~北京、南寧、バンコク、デリー、ゴアなどの長距離と、機材の運用上なのか、スペインのマラガなど一部の欧州内路線でも利用することができそうです。

フィンエア ビジネスクラス

せめてJALマイルだけでも貯めたい時の航空会社

ワンワールドには加盟していないためにいくら乗ってもFOPは貯まらない=FOP修行には使えない。

けれども、JALマイルだったら貯まる。

そんな航空会社のうちで、ヘリンボーン型、スッタガード型、変形型のシートがある航空会社です。

中国東方航空

ボーイングB777-300ER、B777-300とエアバスA330-200 の一部にリバースヘリンボーン型のビジネスクラスが採用されています。

路線でいうと、上海~ロンドン、パリ、ローマ、ニューヨーク、サンフランシスコ、トロント、オークランド、シドニー、メルボルンなどの長距離がメインのようですが、稀に羽田線やシンガポール線、ソウル線などの中距離路線にもアサインされています。

中国東方航空のビジネスクラスは、東南アジア~日本間では料金設定が安いことが多いです。

サービス面での信用があまりなく普段は選択肢には一切入ってこないのですが、
・FLY ON POINTを気にしなくてよい、修行が終わった後の利用
・リバースヘリンボーン型のビジネスクラス
・サービスにイラつくことがあったとしても我慢が出来る短中距離
・当然、他の航空会社に比べて破格

であれば、利用してみてもいいかな、と思っています。

条件、厳しすぎ?(^^;

中国東方航空 ビジネスクラス

大韓航空

プレステージスィート

ボーイングB747-8Iと、B787-900、B777-300ER、B787-800、エアバスA330-300 の一部には、JALのSKY SUITESと同様の変形型通路アクセス可のシートが配置されています。

路線としては欧米長距離路線に運用しているのですが、その合間に中短距離路線にも運用しているかと思います。(導入機材の種類が多くて、なかなか探すのが大変なのですが。。)

ただ、JALマイルが貯まるのは日本-韓国線のみであって、それ以外はどんなに長距離であってもJALマイルは貯まらないので、成田~インチョン路線のKE704便&703便あたりがこのプレステージスィートを体験するよい機会かな、と思います。

短距離過ぎてマイルなんて加算されないも同然のようなものですが、このタイプの窓側の個室空間は大好きなのです。

大韓航空 プレステージスィート

エミレーツ航空

ビジネスクラス

エアバスA380-800がスタッガード型配列

路線でいうと、成田~ドバイ路線に採用されています。その他、A380-800が飛んでいる路線は多岐にあります。

かつてのエミレーツ航空は豪華で華やかでしたが、現在でも、ボーイング777-300ER機には2-3-2配列の旧型ビジネスクラスを搭載、そしてスカイトレックス社の格付は4つ星。

私の中のエミーレーツ航空は、いつの間にかに他の航空会社に追いつかれ、そして追い越された、そんな残念なイメーだったのですが、エアバスA380-800のスタッガード型のビジネスシートは、「豪華なエミレーツ航空、おかえりなさい。」といった感じです。

ただ、日本~ドバイ間については、ほとんどのクラスでJALマイルの加算がされないこともあり、なかなか搭乗の機会を得ないまま、今に至っています。

エミレーツ航空 ビジネスクラス

エールフランス

ビジネスクラス

機材は、ボーイングB777-200ER、B787-900にリバースヘリンボーン型が搭載。

羽田~パリ、関西~パリ線などに投入されています。

ただ、こちらもエミーレーツ航空同様に、日本~パリ間についてはJALマイルの加算がされません。

ブログなどの評判は非常に良いのですが、欧州内の中短距離路線で投入されている区間が見つからないので、このビジネスクラスを体験するのは、なかなか難しいように思います。

エールフランス ビジネスクラス

修行には全く適さない but 興味が湧く航空会社

最後は、FOPも、JALマイルも何1つたまらないけれど、

ヘリンボーン型スタッガード型のシートがあって、それ以外にも興味が湧く部分のある航空会社です。

中国南方航空

JALマイラー&ワンワールド信者なのに、気になる理由

  • 日本から東南アジア路線、欧米路線のビジネスクラスの料金が割安
  • 2019年からスカイチームを脱退
  • JALとは2社間業務提携中
  • アメリカン航空とも2社間業務提携が決定
  • なんかワンワールドに加盟してくれるんじゃない?という期待
  • 既に羽田~広州路線にスタッガード型のエアバスA330-300が就航
  • ボーイングB787-800やB777-300ERなどの長距離路線用の機材にもスタッガード型ビジネスクラスが投入
  • 更にリバースヘリンボーン型ビジネス搭載のエアバスA350-900もまもなくロールアウト予定

中国南方航空 ビジネスクラス

中国国際航空

JALマイラー&ワンワールド信者なのに、気になる理由

  • 日本から東南アジア路線、欧米路線のビジネスクラスの料金が割安
  • エアバスA350-900に始めてリバースヘリンボーン型ビジネスを搭載。2019年サマースケジュールより運航が開始される

中国国際航空 ビジネスクラス

香港航空

JALマイラー&ワンワールド信者なのに、気になる理由

  • とにかく格安運賃でありながらフルサービスキャリア
  • エアバスA330-300機にはスタッガート型、エアバスA350-900機にはリバースヘリンボーン型と2種類のビジネスクラスが存在している

香港航空 ビジネスクラス
香港航空 ビジネスクラス

オマーン航空

  • JAL SKY SUITESタイプのビジネスシート

オマーン航空 ビジネスクラスオマーン航空 ビジネスクラス

最後に

色々調べている間に、

エアバスA350型を筆頭に、まだ実際に運用はされていないながらも、新型のビジネスシートが発表されているような航空会社も多々ありました。

ハワイ路線専用機材のエアバスA380が話題騒然なANAの他、これまでは全席通路アクセス型のビジネスを用意していなかった、英国航空やルフトハンザ、ターキッシュエアウェイズなども相次いで新型ビジネスシートを発表しています。

また、日本に就航していないがためにその情報を持っていなかったオマーン航空に、私の大好きなJAL SKY SUITEのような変形個室型のビジネスシートが存在していることも驚きでした。

こうやって調べるのは、楽しいですね。

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