前回、
ソウル発券について少し詳しく紹介させて頂きましたが、今回は2020年、JAL初就航!のあの都市!!
極東・ロシアのウラジオストク発券については、紹介していきます!!
ウラジオストク発着・ウラジオストク発券
ウラジオストクとは、極東ロシアの中心都市。
日本からは最も近いロシア、そして最も近いヨーロッパと言われています。
これまでも、S7航空、オーロラ航空が成田や関空などから直行便を飛ばしていましたが、
2020年には、多くの航空会社が新規就航を果たす、2020年、最も話題の都市の1つになっています。
2020年01月06日現在、ウラジオストクへ就航する航空会社は予定を含めて以下となっています。
就航決定便
JAL 成田 毎日1便(2/28より)
ANA 成田 週2便(3/16より)
S7航空 成田 週5便 羽田 週4便 関空 週2便
オーロラ航空 成田 毎日1便
ウラル航空 新千歳 週2便
予定(認可既得済)
ウラル航空 成田 毎日1便 関空 週4便
そのウラジオストク発着・ウラジオストク発券の航空券代金が、JALより発表されました。
ルート
JALのウラジオストク路線は成田空港からの1便のみとなりますが、
同じワンワールドに加盟しているS7航空(現在はシベリア航空)の利用も可能です。
よって、ウラジオストク発券の航空券のルートは以下となります。
ウラジオストク✈ 東京(羽田又は成田) JAL又はS7航空
東京(羽田又は成田)✈ 目的地 ✈ 東京(羽田又は成田) JAL
東京(羽田又は成田)✈ ウラジオストク JAL又はS7航空
運賃
さて、実際のレートはこちらです。
2020年01月05日時点の為替レートにて計算し、1,000円未満は切り捨てています
行き先 | 運賃 | 予約クラス | 空港税他 | 概算日本円 |
---|---|---|---|---|
東南アジア | ||||
ホーチミン | 1,249 | X | ¥20,000 | ¥172,000 |
ハノイ | 1,249 | X | ¥20,000 | ¥172,000 |
バンコク | 1,249 | X | ¥23,000 | ¥175,000 |
クアラルンプール | 1,249 | X | ¥26,000 | ¥178,000 |
シンガポール | 1,249 | X | ¥25,000 | ¥177,000 |
ジャカルタ | 1,249 | X | ¥24,000 | ¥176,000 |
デリー | 1,309 | X | ¥25,000 | ¥183,000 |
ベンガルール | *** | X | *** | **** |
欧州 | ||||
ロンドン | *** | *** | *** | *** |
ヘルシンキ | *** | *** | *** | *** |
パリ | *** | *** | *** | *** |
フランクフルト | *** | *** | *** | *** |
リスボン | *** | *** | *** | *** |
ローマ | *** | *** | *** | *** |
北米 | ||||
ロサンゼルス | 2,849 | I | ¥35,000 | ¥379,000 |
シアトル | 2,849 | I | ¥35,000 | ¥379,000 |
サンフランシスコ | 2,849 | I | ¥35,000 | ¥379,000 |
サンディエゴ | 2,849 | I | ¥35,000 | ¥379,000 |
シカゴ | 2,849 | I | ¥35,000 | ¥379,000 |
ダラス | 2,849 | I | ¥35,000 | ¥379,000 |
ボストン | 2,849 | I | ¥35,000 | ¥379,000 |
ニューヨーク | 2,849 | I | ¥35,000 | ¥379,000 |
ラスベガス | *** | *** | *** | *** |
ハワイ | ||||
ホノルル | 1,049 | I | ¥26,000 | ¥153,000 |
豪州 | ||||
シドニー | 2,189 | X | ¥36,000 | ¥303,000 |
メルボルン | 2,189 | X | ¥36,000 | ¥303,000 |
ブリスベン | 2,369 | X | ¥36,000 | ¥324,000 |
パース | 2,529 | X | ¥36,000 | ¥344,000 |
ここがポイント!!
上記のレートから、ウラジオストク発券を利用する際のポイントをまとめてみました。
ソウル発券がとの比較をするのが、わかりやすいかなと思いましたので、その視点で見ていきたいと思います。
東南アジア行
- ベースは割安ですが、日本発着でキャンペーン運賃が出るとそれよりは高額になります。
2020年の例)KL行13万円、ジャカルタ行16.2万円 - 往路、復路ともに日本でのストップオーバーが無料なので、旅を3回に別けて行えます。
➡長いお休みが必要ありません。 - デリー行は日本発着のキャンペーン運賃はほとんど出たことがないですし、距離が遠いので修行には向いていると思います。
- ホーチミン、ハノイ、バンコク行以外は、ソウル発券よりも低価格です
欧州行
- 設定がありません。
北米&ホノルル行
- Iクラスという最低滞在3日以上というレートが安く設定されています。
- Iクラスが使えれば、ソウル発券よりも断然安くなっています。
- 平日、週末の差はありません。
- 直行便以外の都市の設定がありません。
- ハワイ行が特に安く設定されています。ポジショニング用の航空券代金を含めても安いです!
※ただし!!この運賃は70%加算のため、他のビジネスクラスに比べると約50%マイル&FOPの加算が少ないのがデメリットです。
豪州行
- ベースが高く、日本発着でキャンペーン運賃が出るとそれよりは高額になります。
- 往路、復路ともに日本でのストップオーバーが無料なので、旅を3回に別けて行えます。
➡長いお休みが必要ありません。
具体的な予約例と獲得できるFLY ON ポイント (FOP)
実際にJALのホームページ上で予約の寸前まで進んでみました。
デリー行
例として、2020年6月1日発、6月09日現地発のJAL WEBサイトの予約画面です。
日本でのストップオーバーをするルートでしか検索で出てきませんでしたので、空港諸税等の関係で、上記で表した金額とか違っています。
往路
ウラジオストク➡成田 BY JAL
羽田➡デリー BY JAL
復路
デリー➡羽田 BY JAL
成田➡ウラジオストク BY JAL
獲得 FOP
17,360 (15,760 + 搭乗ボーナス 400*4区間)
単価 11.32/ 1 FOP
ホノルル行
例として、2020年7月08日発、7月12日現地発のJAL WEBサイトの予約画面です。
往路
ウラジオストク➡成田 BY JAL
成田➡ホノルル BY JAL
復路
ホノルル➡羽田 BY JAL
成田➡ウラジオストク BY JAL
獲得 FOP
7,910 (8,310 + 搭乗ボーナス 400*4区間)
単価 19.34/ 1 FOP
ハワイについてはFOP単価というよりも、ハワイへビジネスでこの値段で行ける、と言うこと自体がうれしいのではないでしょうか。
そして、一応、ヨーロッパ~アメリカの航路ということになります。なんか、世界を股にかけている、感がありますよね。
まとめ
これらの踏まえての私のウラジオストク発券のおすすめは、ズバリ!
・デリー行
・ホノルル行
ポジショニング用の最初と最後の日本~ウラジオストク間の航空券は、
JALの1年以内有効の航空券で4万円前後となっていますので、ソウル行と変わりません。
また、JALと同じワンワールドであるS7航空も利用しても、JALマイル&FOPが貯まります。
そちらは最安値で4万を切ります。
発着地点がJALと同じワンワールドに加盟しているS7航空の拠点であるので、
ポジションニングの航空券まで考えると、都市によっては、なかなか使えるかな、という印象でした。
いかがでしたでしょうか。
2020年に話題になるのは確実、まだ行ったことがない方はウラジオストクの観光旅行も兼ねて、
一度はウラジオストク発券を試されてみてもいいのではないでしょうか?
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。
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