新型コロナウィルス感染対策のために都市のロックダウンや海外との渡航禁止措置を取っていた各国が、ロックダウン解除や域内の移動を再開し始めてきました。
国内に限らずヨーロッパ内での行き来はOKとする国も出てきたり、日本でも、個々の国同士で、往来の許可を出す動きが出てきています。
IATA TRAVEL内にて、渡航の可否が逐一更新されていますが、06月25日時点にて、渡航に制限のない国は以下の4か国となっています。
- トルコ
- メキシコ
- ウクライナ
- マケドニア
メキシコやトルコあたりは日本人観光客も多く訪れる国ですし、日本からの航路と日本帰国時の制限さえなくなれば、すぐにでも旅行が出来るような状態にはなってきています。
前回はこちら。
航空会社からの発表(6.25発表時点)
東南アジア路線
シンガポール航空
成田線 7月中14便のみ運航
関空線 7月中5便のみ運航
それ以外の日本全路線一部を除き7/31迄 運休
1ヵ月延長
ベトナム航空
日本全路線 7/31迄 運休
1ヵ月延長
マレーシア航空
成田線 7月8便、8月9便、9月13便、10月10便運航
関空線 7月9便、8月9便、9月13便、10月10便運航
キャセイパシフィック
成田線 1便を除いて7/31迄 運休
1便のみ7月12まで週3便、それ以降毎日運航
その他日本路線 7/31迄 運休
1ヵ月延長
*関空線の再開を表明していましたが、時期尚早ということで再度運休になりました
タイ航空
日本全路線便 07/31迄 運休
札幌・仙台・福岡路線 10/24迄 運休
1ヵ月延長
アシアナ航空
成田線 1日1便毎日運航
関空線 7月3以降週3便運航、 7月21以降 1日1便毎日運航
それ例外の日本路線 7/31迄 運休
1ヵ月延長
大韓航空
成田線 1日1便毎日運航
それ以外の日本路線 7/31迄 運休
1ヵ月延長
ガルーダインドネシア航空
ジャカルタ路線
羽田線 週2便運航
関空線 週1便運航
デンパサール路線
全路線 7/31迄 運休
1ヵ月延長
フィリピン航空
羽田線 週2便運航
関空線 週2便運航
中部線 週2便運航
成田線 週2便運航
それ以外の日本路線 運休
チャイナエアライン
成田線 週1便運航
それ以外の日本路線 運休
エバー航空
成田線 週6便運航
関空線 週1便運航
それ以外の日本路線 運休
北米路線
アメリカン航空
羽田~ロサンゼルス路線 7/8以降毎日1便運航
成田~ダラス線 毎日1便運航
それ以外の日本路線 運休
ユナイテッド航空
成田~サンフランシスコ線 毎日1便運航
成田~ニューワーク線 毎週3便運航
成田~グアム線 毎週3便運航
それ以外の日本路線 運休
デルタ航空
羽田~シアトル線 毎週5便運航
羽田~デトロイト線 毎週3便運航
それ以外の日本路線 運休
アエロメヒコ
成田路線 週2便運航
エアカナダ
成田~バンクーバー線 1日1便運航
それ以外の日本路線 運休
1ヶ月延長
オセアニア・太平洋路線
カンタス航空
日本全路線 運休
ニュージーランド航空
成田~オークランド線 毎週1便運航
それ以外の日本路線 運休
ハワイアン航空
日本全路線 7/31迄 運休
1か月延長
フィジエアウェイズ(フィジー)
日本全路線 7/31迄 運休
エアタヒチヌイ(タヒチ)
日本全路線 9/28迄 運休
2か月延長
エアカラン(ニューカレドニア)
日本~ヌーメア線 7/31迄 運休
1か月延長
欧州路線
アエロフロートロシア航空
日本全路線 7/31迄 運休
フィンエア
成田線: 毎週3便運航
それ以外の日本路線 運休
アリタリア
日本全路線 7/31迄 運休
1か月延長
イベリア航空
日本全路線 8/31迄 運休
スイスエアライン
成田線:毎週2便運航
KLM
成田線:毎週6便運航
関空線:毎週5便運航
それ以外の日本路線 運休
エールフランス
成田線:毎週3便運航
関空線:毎週2~3便運航
それ以外の日本路線 運休
ブリティッシュエアウェイズ
成田線:毎週3便運航
LOTポーランド航空
成田線:毎週1便運航
オーストリア航空
日本全路線 7/31迄 運休
1か月延長
中東路線
エティハド航空
成田線:毎週2便運航
カタール航空
成田線:毎日1便運航
それ以外の日本路線 運休
エミレーツ航空
成田線:毎週3便運航
関空線:毎週4便運航
まとめ
ヨーロッパでは近距離路線から航路がスタートしていますが、アジア内では近距離であっても国外との移動は相変わらずの制限がかかっており、フライトもまったく充分ではありません。
そのほとんどが貨物目当て、そして帰郷者の足として運航しているのだろうなぁ~と推測できます。
現状、入国制限を受けないトルコやメキシコなどへ渡航したとして、日本帰国時に立ち塞がる壁が以下のような状態です。
- 検疫法に基づき、本邦空港にて検疫官にその旨を申告することが義務づけられています。
- 空港の検疫所において、質問票の記入、体温の測定、症状の確認等が求められます。全員にPCR検査が実施され、自宅等(※)、空港内のスペース又は検疫所長が指定した施設等で、結果が判明するまでの間待機いただくこととなります。
※自宅等で検査結果を待つ場合、症状がないこと、公共交通機関(鉄道、バス、タクシー、航空機(国内線)、旅客船等)を使用せずに移動できることが条件となりますので、事前にご家族や御勤めの会社等による送迎、御自身でレンタカーを手配するなどの移動手段の確保を行ってください。また、検査結果が判明するまで、御自身で確保されたホテル、旅館等の宿泊施設には移動できません。 - 検査結果が陽性の場合、医療機関への入院又は宿泊施設等での療養となります。
- 検査結果が陰性の場合も、入国から14日間は御自宅や御自身で確保された宿泊施設等(※※)で不要不急の外出を避け、待機することが要請されるとともに、保健所等による健康確認の対象となります。
※※:自宅等への移動は公共交通機関(鉄道、バス、タクシー、航空機(国内線)、旅客船等)を使用せずに移動できることが条件となりますので、事前に御家族や御勤めの会社等による送迎、御自身でレンタカーを手配するなどの移動手段の確保を行ってください。 - 上記の検査等は、検疫法に基づき実施するものであり、検疫官の指示に従っていただけない場合には、罰則の対象となる場合があります。
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