こんばんわ。
JALの旅コミュニティ tricoのオフィシャルアンバサダーをしていますひことらです。
今日は、JALのマイルやFOPは貯まらない(はず)なのですが、
これがあるとトータル的に、便利で安く旅がすすめられる、そんな航空券のご紹介です。
それがこちらです。
MHflypass ASEAN
MHflypass ASEAN。
これは航空券6枚分、6フライトできるフライトパスです。
利用出来るフライト区間によって3種類用意されています。
パスの料金を含めた概要がこちら。
パスの特徴とベネフィット
- 利用制限なし。繁忙期でも利用が可能。(*1)
- 有効期限は1年間
- 予約変更は何度でも無料で可能
- 予約なしでの搭乗も可能(*2)
- 優先チェックイン可能
- 優先搭乗可能
- 優先預け荷物受け渡し
- 手荷物超過可能
- 機内食/スナック&ドリンク無料
- 3往復フライト又は片道6フライト
1年間の有効期限の間に、3往復又は片道6区間分利用が出来るフライトパスということです。
(パスと言ってはいますが電子的に処理されますので、実際に紙のパスは発行されません。)
この使い方なのですが、例えば
クアラルンプール✈シンガポール 往復
クアラルンプール✈バリ島 往復
クアラルンプール✈ヤンゴン 往復
など、3往復が同じ都市である必要はありません。
又、
シンガポール✈クアラルンプール✈バンコク、
ホーチミン✈クアラルンプール✈ハノイ、
ジャカルタ✈クアラルンプール✈バンコク といった、すべて片道での6回分でも利用が可能です。
上記は、JAL修行でフライトした時をイメージしてみました。
JALに乗って、JAL就航都市以外へ行ったり、就航都市同士の移動の際に便利に使えると思いました。
料金と利用可能区間
さて、では、このフライトパスで利用できる路線と料金を紹介します。
利用区間に応じて、以下のように3種類に分かれています。
ZONE1 | ZONE2 | ZONE3 | |
---|---|---|---|
料金
|
1,499MYR
約45,000円 |
2,099MYR
約63,000円 |
2,699MYR
約81,000円 |
利用可能路線
|
クアラルプール⇔
ジャカルタ メダン スラバヤ ・ シンガポール バンコク プーケット ホーチミン ・ プノンペン ヤンゴン ・ |
クアラルプール⇔
ジャカルタ メダン スラバヤ バリ島 シンガポール バンコク プーケット ホーチミン ハノイ プノンペン ヤンゴン マニラ |
クアラルプール他⇔
ジャカルタ メダン スラバヤ バリ島 シンガポール バンコク プーケット ホーチミン ハノイ プノンペン ヤンゴン マニラ |
ZONE3については、クアラルンプールの他、アロスター、コタバル、クアラトレンガヌ、ランカウイ、ペナンなどのマレーシア国内都市と上記の都市間のフライトも利用可能、更には上記都市間の移動も可能になっています。
直行便がない区間においては、乗継便(フライト)でも1フライトという扱いで利用することが出来ます。
例えば、ZONE2のパスであれば、バンコク➡バリ島の移動の場合には直行便がないため、バンコク➡クアラルンプール➡バリ島という移動になり2枚のチケットを利用することになりますが、ZONE3のパスであれば、それが1枚のチケットという取り扱いになります。
注意点
ここまでは充分に魅力的なフライトパスなのですが、いくつか注意点があることにも気が付きました。
フライト予約時に別途追加代金がかかること
フライトを実際に予約する際に、それぞれの空港税とフライトに応じた燃油サーチャージは別途徴収されます。
1フライト最低でも2,000円以上はかかりますので、6フライトだと、総額で最低でも12,000円が追加ということになります。
予約クラスが低く満席の場合も多い
このフライトパスの予約は、予約クラス:Vクラス となっています。
これはかなり低いクラスのため、”いつでも利用可能です”とは言っておきながら、希望日では満席で予約が出来ない!ということも多々起きてきそうに思いました。
謳われている特典は実は既に保持しているものも多い
もしも、既にワンワールドエメラルドのステータスを持っている方なら、先に挙げたベネフィットの多くは既にワンワールドエメラルドステータスにて既に保持しています。
真新しいものはないな、という印象でした。
JALマイレージは貯まらない(注あり)
このフライトパスはマレーシア航空のEnrichマイレージ会員のみが購入することが出来ます。
すべてマレーシア航空のマイレージ会員番号と紐づいており、それを外すことは出来ません。よってJALマイルを貯めることも出来なくなっています。
ということで、JAL修行のための航空券としては利用が出来ません。あくまでサポートメンバーってことですね。
で、お得なのか、お得じゃないのか、どっちなんだいっ?
これはあくまで、私個人の意見ですよ。
色々ありますが、
私としては、クアラルンプールからのフライトの度に、KLIAのゴールデンラウンジの利用が出来るので、これはお得だな、という結論です。
実際に購入してみた
ということで、私も実際に購入してみました!
購入サイトは、マレーシア航空のeコマースサイトです。
パスを選んだら、なんだか余計なもの?(Malaysia Airlines Berhad)も出てきましたがそのまま進みました。
※それからeコマース、通販用のサイトなので、配送先は?とか聞いてきますが、自宅の住所を便宜上に登録しますが、まぁ、どうでもよい入力が何か所か出てきます。
私はお得感が最もある Zone1を選び、購入。
Zone1を選んだ理由としては、
- 出来るだけ長いフライトという思考はなし。本当に行きたいところはどこか
- 別途、税金などの追加代金が合計1万円以上かかることも含めた上で本当に安いのか
- LCCやマレーシア航空以外でこれより安い航空券はないのか
ざっくりと使い道を考えてみましたが、
シンガポール✈クアラルンプール✈バンコク
クアラルンプール✈ヤンゴン✈クアラルンプール
クアラルンプール✈ジャカルタ
シンガポール✈クアラルンプール
こんな感じはどうかな?と。1年使えますから、これからいろいろと考える楽しみが増えました~。
支払はVISAカードでOKでした。
購入までは、楽天市場やアマゾンでの買い物同様で、特にかわった手続きはありませんでした。
さて、パスの購入は完了しましたが、これで実際のフライトはどうやって予約するんでしょうかね?
実際にフライト予約を入れてみた
マレーシア航空のマイレージ番号を通して購入をしているし、マレーシア航空のマイレージ Enrichのマイページででも見れるのかな?って思って、そちらを訪問してみました。
ビンゴ!
マイページの「Fly Pass」というところに、購入したパスが登録されていました。
クリックすると、このような感じ。
MHflypass Asean Zone1 有効期限 2023年5月30日(購入日の1年後) 残り6フライト
と出ています。
そして、このページからフライト予約が出来そうなので、試しに1つ予約を入れてみました。
変更は自由に無料で出来るので、まずはやってみました。
とりあえずは、一番遠いと思われる(笑)ジャカルタ線で!
あれ?運賃は無料のはずでは?
いえ、出てくる料金が税金や燃油サーチャージなど、フライトパスには含まれない別途追加でかかる料金でした。
クアラルンプール✈ジャカルタの場合には、74リンギット 2,500円ほどでしょうか。
距離の割に燃油サーチャージが安いな、って思いました。
料金案内をクリックしてみると、このパスのベネフィットがずらずらと出てきました。
予約取り直しは何度でも無料でOKとありますので、安心して、試しに予約を続けます。(笑)
それから別途取られる74リンギットの内訳ですね。
フライトを決めたら、付帯サービスの選択画面が出て来ます。
有料のもの、無料のもの色々ですね。これは後からでも追加できます。
とりあえずは、追加代金の支払もクレジットカードで行い、無事に予約完了となりました。
その後、[SELECT SERVICES]という画面から今一度、いくつかのサービス選択を行いました。
まずは、座席指定。
座席も無料で確かに選べました。
ただ、前方座席とか、足元の広い座席は追加料金が必要となっていました。4,500円ぐらいかな。
前方だけで、その値段は正直、高いなって思いました。
そして機内食予約。
これは、マレーシア航空の「シェフ・オン・コール」というサービス。
機内では選べない特別な食事を事前に指定することが出来る画期的なサービスです。
このサービスはJALにはありません。
マレーシア航空がJALよりも優れているサービスの1つです。
例えば、クアラルンプールから成田へのフライトでは、ビジネスクラスでは以下のような食事が選択できます。
ナシレマ、
ステーキ&スクランブルエッグ、
レッドスナッパーカレー、
ローストチキン、
パッケリパスタ、
ベルギーワッフル、
ステーキ&ポテト
となんと、7種類もあるんですよ~。
ちなみに、これはエコノミー席でも受けられるサービスで、
エコノミーのクアラルンプール✈成田では、
ナシレマ、
チキン生姜焼き、
ラザニア
の3種から選択が出来ます。
予約した、クアラルンプール✈ジャカルタ路線のエコノミー席では、ナシレマのみが選択可能となっていました。
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