東京都 調布市 野川の桜ライトアップとは?
1年に1日、最も桜が美しく見える1日限定、野川にかかる桜並木にほどこされるライトアップイベントがあります。
昨今、この桜ライトアップイベントは幻のライトアップと言われています。その理由とは、
- 毎年その日付が発表されるのが開催日の2~3日前だということ。
- たった1日、しかも平日の夜3時間だけだということ。
- 調布市の証明器具メーカーの「株式会社アーク・システム」さんがプライベートで行っていることで、県や市やある団体が開催しているワケではないので、大々的な告知や宣伝を行っていないこと。
- 私鉄沿線の小さな駅が最寄り駅となっていること。
そのイベントの2019年の開催日が
2019年4月4日(木)18:00pm~21:00pm
に決定しました!!
昨今、マツコの知らない世界をはじめ、多くのメディアで取り上げられるようになり、ありえないぐらいの大混雑となっています。2019年の人出も相当なものになると予想されます。
そこで、前日祭ではありませんが、開催前日の本日、青空の下、昼間の野川の桜を観賞してきました。
また、行き方もここでご案内させて頂きます。
野川への行き方
野川は、国分寺市の大池を源とし、野川公園、調布飛行場の近隣を流れ、二子玉川での多摩川への合流でその役割を終える、とっても短い河川です。
桜のライトアップはその野川の調布市の一部の部分、三鷹通りの榎橋~細田橋の区間で行われます。
では、行き方をご案内!
最寄り駅は京王線布田駅です。各駅停車しか止まらない小さな駅です。
新宿方面からだと快速、急行など(特急と準特急以外の列車に乗り込めば、つつじが丘の隣のホームに必ず各駅停車が待ち合わせしていますので、そこで乗り換えるのが最速だと思います。
布田駅の駅前は何もありません。正面は駅前広場ですが、昨年整地されたばかりで何もありません。
駅を出たら正面に左右に走る道を右へひたすら進むだけです。
右手前のローソンの角を折れ曲がります。
この通りは三鷹通り。この辺りでは比較的メジャーな通りです。
すぐに旧甲州街道との交差点です。交差点名「布田駅前」をそのまま直進です。
交差点を渡ると右手には、調布不動尊・常性寺というお寺があります。鎌倉時代に創建された由緒ある真言宗豊山派の寺院です。
つづいて現在の甲州街道と交わります。そのまま直進です。交差点名「下布田」もそのまま直進。
交差点を渡ると、左手に神戸屋レストラン、右手に八雲小学校があります。
ひたすら直進です。途中小売店は左手に見えるこのセブンイレブンのみ。寒かったらホットドリンクなどはここで買うといいでしょう。
「榎橋」交差点が見えてきたら、もうすぐですが、左手に見えて来る緑は児童遊園の緑なので、左には行かないように。「榎橋」交差点も直進。
野川到着!布田駅前からは直進のみ。迷いようがありません!
榎橋から野川の両側に遊歩道が設置されています。榎橋から細田橋方面(野川下流)の眺め
野川の昼の桜並木
ライトアップ前日の青空の下の桜を堪能してきました。
普段は野川の両サイドの遊歩道は自由に行き来ができますが、桜ライトアップの間は、両サイド共に一方通行になります。
布田駅から歩いてくると榎橋からスタートし、細田橋まで一方通行で歩くことになります。
それで充分に堪能出来た方は、細田橋から京王線国領駅へ帰るのがスムーズです。
もう少し桜ライトアップを楽しみたい、という方は、細田橋を渡り、今度は反対側を逆方向に一方通行で榎橋へ戻れば、来た時の道を逆にたどることで京王線布田駅へ戻れます。
京王線国領駅への戻り方
京王線国領駅への戻り方。
細田橋から伸びる通学路をまたもや、ただひたすら真っ直ぐ進みます。
迷いようはないとは思いますが、京王線国領駅前にはタワーマンションが建っています。そのタワーマンションが左手前方に見えていれば、道は間違いありません。
唯一、最後に二叉路が出てきます。まぁどっちでも、甲州街道に当たるので大丈夫なのですが、近道は左へ。
すぐに、甲州街道と交わります。交差点名は「八雲台二丁目」。レンガ色のビルとセブンイレブンの間の道を直進。
すると、今度は旧甲州街道との交差点です。交差点名は「国領駅入り口」。そのまま直進。
左手に京王線国領駅が見えて来ます。
駅前には、スーパーの西友やマルエツの他、それらのビルの中に、マクドナルド、モスバーガー、鳥メロ、ガスト、鳥貴族などのお食事処がありますので、そこで夕飯を取って帰られれてもいいと思います。
国領駅前に人気のラーメン店が2軒
国領駅の正面に、「熊王ラーメン」があります。
店舗の移転があったり、大将がいなくなったりで、この数年の間に評判も味も落ちていたように感じていましたが、かつての大将が戻ってきて、味も昔の味に戻りました。
しばらく行列も減っていましたが、今では、かつての行列が戻ってきました。
そして、昨年できた「百笑(ひゃくわらい)食堂 いしかわや」
多摩地区では大変有名な京王線つつじが丘駅にある「芝崎亭」で修行をされた店主がオープンさせたお店です。
細麺のストレート麺があざやかなスープに並べられていて、見た目も美しいんです。
そして、私のお気入りは、胡椒ががっつり効いたいしかわブラック。辛いというよりも、山椒に似た痺れる感触がたまりません!
野川の桜ライトアップ参加の注意事項
主催をしてくれている株式会社アーク・システムさんからの注意事項です。
行かれた方はわかりますが、遊歩道の隣はすぐに民家、一般の方々が生活されています。そして遊歩道は幅1mほどしかありません。
近隣に住んでいる方々へ迷惑がかかることがあれば、このイベントはいつでもなくなってしまう恐れがあります。
調布市民としては、有名になってうれしい反面、非常識な方が増えて荒らされる可能性が高くなることを非常に恐れています。どうか、注意事項は順守して頂けるようお願いします。
- ペット同伴(大型犬)は禁止です。(ゲージに入れるまたは抱えられるペットは可とします)
- 観覧エリア内での喫煙、飲食は禁止とさせて頂きます。トイレ、ゴミ箱、喫煙所はありません。
- ベビーカーのご使用、三脚・自撮棒を使用しての撮影は禁止です。
ベビーカーにつきましては、折りたたんだ状態でお手荷物としてお持込を頂く分には問題ございません。) - 近隣私有地内への立ち入りは禁止です。
- 自転車駐輪場は、3箇所(榎橋の児童遊園/大橋の児童遊園/細田橋近くの都営住宅公園)ありますが、収納台数に限りがあり、停められない場合があります。
- 専用駐車場はありませんので公共交通機関をご利用ください。
- 混雑緩和のため、係員が交通整理を行う場合がございます。その際は、現場の係員の指示に従ってください。
他の参加者や近隣住民の方のご迷惑になる行為はおやめください。
最後に
少し早めに一昨年の桜ライトアップの様子をご紹介します。
是非、一人でも多くの方に、ルールを守って、ライトアップを楽しんでもらえることを望みます。
圧巻の照明技術によって夜空に映し出された桜
まるで雪のように輝く桜
野川の両サイドの鮮やかな桜
水面に移る桜
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