昨晩から今朝にかけて、バンコクから日本へ帰国しました。
キャセイパシフィックを利用して、香港国際空港でトランジットでのフライトでした。
予定スケジュール
バンコク発 19:10 ⇒ 香港着 22:50 (所要:2時間40分)
香港発 01:25 ⇒ 成田着 06:35
予定では、香港国際空港での乗継時間は2時間35分。
乗継時間として、長くもなく、短くもなく、とてもぴったりの時間でした。
そんな中、バンコク空港のラウンジで待機中に、バンコク⇒香港の CX702便のスケジュール変更がショートメッセージで入りました。
SMSで連絡がくるなんて、本当に便利な時代になりました。
バンコク発のフライトの50分の遅延のお知らせでした。
香港国際空港の到着時間が50分遅くなるので、乗継時間は1時間45分と短くなりました。
しかしながら、私自身の今までの乗継経験、そして旅行会社勤務時代の経験などを合わせても、この時間でも乗継は余裕だと感じました。
まもなく、キャセイパシフィックのラウンジにいた私にスタッフが直接その連絡をしにやってきました。
顔と名前が全く一致しないだろうに、広いラウンジ内でよく私も見つけられたものだと感心しました!
スタッフからは、予約フライトの遅延の連絡の他、1つ前のフライトに空席があるので、そちらへ変更した方がよい、という提案がありました。
そうなると、急に慌ただしく搭乗の準備をしなくてはいけません。
もっとラウンジでゆっくりとしていたい、ということと、その後、JALのサクララウンジで知人と会う、という予定もあったので、変更のご提案は低調にお断りました。
さらに遅延等した場合には、乗継げなくなってしまいますよ、とのアドバイスも頂きましたが、その時はその時で、考えます、となんとも余裕をかましました。
しばらくすると、またショートメッセージが届きました。
バンコク発のフライトのさらなる50分の遅延のお知らせでした。
乗継時間は55分となりました。
あら、、。
今までの経験上、これでも自分自身は乗継は可能だと思いました。
到着後に走ったり、列があるところも事情を話して先に行かせてもらったり等すれば、簡単ですからね。
ただし、預け荷物の乗り継ぎはむずかしいかな。、と感じました。
最悪、荷物だけ次の便かな、とすでに潔くあきらめました。
その理由:
- 荷物の遅延の場合には、荷物は自宅まで宅配してくれること。
- 6時間以上の遅延の場合には、2万円まで身の回りの必要品の購入に際して、保険が適用されること。
私には得なことしかないんですよね。最初から到着後、荷物は宅配で自宅へ送ろうと思っていましたし、春物のちょっと羽織るようなトップスが欲しかったので。
バンコクからの帰路は半袖のポロシャツでおり、日本での着替え(上着や長袖のシャツなど)はすべてスーツケースの中に入っていたので、それらの購入は必需品として保険が適用されるのです。(過去に実践済。)
また、JALのサクララウンジでの滞在時間も伸びたので、そこでゆっくりすることもできます。
そんなこんなで、JALサクララウンジでJALカレーを楽しんでいた矢先、
最後のショートメッセージを受信。
バンコク発のフライトが更に遅延。最初の予定から2時間20分の遅延。
乗継時間は05分となりました。
これだと、乗継は完全に無理なのですが、実際の所要時間ってだいたい30分ぐらいは大目に計算されているので、
所要時間が早くなれば、まぁ、体だけは乗り継げるかな、
香港発のフライトも少し遅延してくれれば乗り継げるかな、
という超ポジティブシンキング!
そんなこんなで 20:30に搭乗開始!
かなりの遅延が生じていて搭乗ゲート前はごった返しており、優先搭乗などはまったくありません。
砂糖にむらがる蟻のように、我先にと機内へなだれ込んで行きました。
キャセイパシフィックは、こういう時こそ、冷静にしっかりと、統制を取ってほしいな、と思いました。
さて、搭乗後はウエルカムドリンクなんぞで、落ち着き払っていました。
搭乗後もなんだかんだと、予定の出発時間を過ぎても飛び立ちません。
空港の滑走路も混んでいる時間帯です。遅延をしているフライトでも、行儀よく順番待ちなのでしょうか。
もう少し融通が利くと良いですね。
それから、ビジネスクラスは座席を指定する際にはほぼ満席だったのですが、実際乗りこんでみると、利用率1割といったところで、ガラガラでした。
恐らく、私がカレーライスを食べている間に、他のみなさんは前のフライトへ変更したのでしょう。(^^;
飛び立った後は、機内食と映画を楽しみ、あっと言う間に香港国際空港到着です。
実際のフライトログは以下。
バンコク発は21:34 2時間24分の遅延
香港着は00:47 1時間57分の遅延 (搭乗ブリッジへの着は01:02)
所要時間は02時間13分。27分短縮
車なら、「かっ飛ばした」というのかもしれませんが、想定通り、実際の所要時間がかなり短縮されたので、
香港国際空港には1時過ぎには到着できました。乗継時間は20分あります。
また、タラップを降りた際、キャセイパシフィックのスタッフが乗継補助のために待機してくれていたので、
「あ、間に合ったな。」と確信しました。
成田行の全10名が集まるまで少し出口で待機していのですが、そこでの光景がちょっと面白かったです。
他に関空、ソウルインチョン行がどうやら間にあってよかったチーム。対応スタッフはすべて女性。
ローマ、サンフランシスコ行はとっくに出発していて間に合わなかった残念さんチーム。対応スタッフはそれなりの男性。ホテルへ案内されているようで、イタリア人が激怒していました。
(ローマ行きって成田行きよりも2時間近くも前に出発する便なんだから、乗る前から乗り継げないのほぼわかっていたじゃん!騒ぐな!)
とか思って見ていました。人それぞれです。。。
さて、乗り継ぎの際の手荷物X線検査場はまったく混んでおらず、すんなり通過。
ゲート移動には、こんな普段は絶対通らないような近道通路を通り、
出発時間前に、成田行の機内へと乗りこむことができました!
機内では、何事もなかったかのように、ウエルカムドリンクと暖かいおしぼりで歓迎。
そして、先ほど無事、成田へ到着。
成田行のフライトログがこちら。
結局こちらも30分の遅延をしたので、実際の乗継時間は50分はあったということになります。
そして、強い風の影響と余裕を持った所要時間計上のおかげで、所要時間は50分の短縮。
最終的には、成田へは20分の早着。
荷物はまずだめだろうと、保険の申請方法とかしっかり調べておかないとな、とスマホを触っていたら、
間もなく、というか荷物の一番手で、見慣れた我がスーツケースが登場!
プライオリティタグがついていたとはいえ、最後の搭載物として、飛行機の搭載口の一番手前に置かれていたのでしょうね。
「あぁぁ、春物コートを買う夢が。。。。。」
20分足らずの時間で、よく、荷物の搭載まで出来たものだと、香港国際空港の空港職員に脱帽です!
香港は中国とは違う国だということが、今回改めてわかりました。
と、いうことで、25分でも、香港国際空港での乗継は「できた!」でした。
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