JALの旅コミュニティtricoのアンバサダーをしていますひことらです。 今日はこちら!
ファーストクラス 搭乗記
さらに!
ということで、ダブルでのお祝いフライトでございます!
予約から出発まで
バースデーフライトなので、日付は永遠に同じです。
ということで、約1年前の予約開始日に予約をしていました。
発券日を見ると、2023年03月18日となっています。
まさに、1年越し!
そして、3日前にはガラガラのシートの状況で、席は選び放題でした。
それでも、前日には満席で、がっつりと埋まっていました。
A350-1000型 フラグシップ機
今日はA350-1000型機の機体について、主にお届けします。
今日のレポは時系列ではなく、シートの紹介ということで、順不同になっていますので、あしからず。
タイムスケジュール的なものは、後日お届けましますね!
外観
本日の機体、A350-1000型機です!
乗り込む前に収めました!
フライトチェックイン後です。どんどん期待が膨らみますよね。
コクピットも大きく見えました!
ボーディングブリッジの窓から見えた、A350の特徴の1つ。このウイングレット!
そして、こちらはニューヨーク到着時に撮ったものです。
本当にお疲れさまでした。
機体はJA02WJ。A350-1000の2号機でした。
通路
実際にキャリーバックを持ちなら歩くと狭かったです。
後ろの方は搭乗時、降機時、バンバン壁にキャリーバッグをぶつけていました。
半年も経つと傷がたくさんついていそう・・・。
ファーストクラスには一切のオーバーヘッドコンパートメントがありません。
だから壁は高くても、機内の圧迫感はまったくありませんでした。
前のギャレーに鶴丸!
これは国内線のA350-900と同じ場所でした。L1のドアのところですね。
何度も撮ってしまいました。。。
シート番号表示。
ホテルの1室のように、Dn Not Disturbの表示もできます。
ただ、扉を閉めていたら、そこを開けてまで声をかけるようなことはなく、これはまったく使う必要がありませんでした。
個室の扉
JAL初となった扉。
そして、JAL初の扉は手動式。また、離発着時には扉は閉められないように、こちらで管理しているということでした。
一応、 Crew Use Only って書かれていますが、クルーの方が操作方法を教えてくださいました。(笑)
扉&壁の高さは157cmということで、これはANAの The Suiteも圧倒。
上部は少し空いています。
下部も扉の下は少し空いていて、更に扉自体も下部はありませんでした。
下と上が少し空いていますが、通路を歩いている人は全然気にはなりませんでした。
逆にそこが空いていることで、クルーの方からの声掛け(食事を届けてくれる時など)には気が付くことが出来てよかったと思います。
クローゼット
では、では、室内を深堀していきます。
まずはなんといっても、こちらのシートで初めて設置されたクローゼットから。
扉のすぐ後ろにあります。
引っ張り出すと、フックのついた全身鏡が出てきます。
このフックにハンガーをかけるようになります。ハンガーは2つ用意されていました。
幅が狭いので、コートとパーカーをかけたらぎっちぎちになってしまいました・・・・💦
下は靴入れ。
こうやって両足を縦にして収納しました。28cmの靴でもきちんと収納できましたよ。
収納
次に収納です。
オットマンの下が扉付の大容量のキャビネットになっています。
キャリーケースが2つ入る大きさですね。扉があるので、離発着時に滑り落ちることもなかったですし、見た目的にも扉があった方がいいですよね。
この大容量のスペースがあるので、頭上のコンパートメントはなくてもいいってことになったんでしょうね。
素晴らしい造りだと思いました。
そして、こちらの2か所。
上はミニバーということなのですが、冷却設備はないそうです💦
そして、下が大容量の物入れとなっていました。13インチのノートパソコンがすっぽりです。
2つでも入りますね。
そして、前方のサイドテーブルにも小物入れがありました。
搭乗時はここに、ノイズキャンセリング付のヘッドフォンが収まっていましたね。
蓋を閉めた状態はこちらです。
ただ、ここはシートからは遠くてまったく使わなかったです。
テーブルの横にマガジンラック。雑誌専用と注意書きがありました。
ここにスマホとかパソコンはいれないでね、ってことでしょう。
ちなみにマガジンラックは、タブレット型コントローラーの設置場所の下にもあり、安全のしおりとWIFIの絶族方法の案内はそちらに置かれていました。
あとは、窓側にあるスペースですね。
(先に紹介した2つめNマガジンラックが下に映っています。)
タブレット型のコントローラー、そしてメインシートのシートコントローラー、そして、これもJALでは初登場!のワイヤレス充電。
(この写真は事前の見学会のものです。)
このワイヤレス充電の横と、その下にちょっとした物を置けるスペースはありました。
スマホとか眼鏡とか、メモ帳とか、シートに座ってながらに、手が届く場所の収納スペースはちょっと少ないなぁ~という感想を持ちました。
そしてとっても残念なポイント!iPhone15だと、カメラレンズがのでっぱりが厚すぎて、どうやってもワイヤレス充電されることはありませんでした。他の方の動画でもそのように言ってましたので、ここは改善して欲しいところでした。
モニター
これはもう圧巻です。43インチの4Kモニターです。
機外カメラの映像もご覧の通りの美しさ。
ちょっと目が悪くても、フライトマップの文字も見やすいと思いますね。
これだけ鮮明な4Kモニターだったら、HDMIの入力端子を用意してほしかったというのが率直な感想です。スマホやパソコンの画面を映し出せたら、どんなに便利だろうと思いました。
B777-300ERでは出来たので、ここはちょっと残念かなぁ。
そしてモニター下にもUSB-AとUSB-Cの充電端子。
そして、AC電源。
これで、この室内には、AC電源、USB-A、USB-Cが3つづつ。
最大で合計9つの充電が出来る仕様になっていました。
まとめてそれだけ!というよりは、これだけ広い室内なので、使いやすい場所のものを使ってくださいね、ということでしょう。
テーブル
メインの大型のテーブルはなんと、ここから。
まずは手前に引き出します。
そして、大きなテーブルを上部へと引き出します。
かなり大きなテーブルなので、一番上まで引き出すのにかなり力は必要です。
最後まで引き出したら、裏面(写真)の手前のつっぱりを出して、サイドにひっかけて固定するようにして、倒します。
完成図。(笑)
パソコンを開きながら、お食事も同時に楽しめるぐらいの大きさでした。
こちらは前後に動かせますので、好みの距離で使えました。
オットマンに坐る同行者と一緒に食事を余裕で取れる幅もありますね。
テーブルのもう1つはサイフドシートの背もたれを倒したら現れるこちらです。
グラグラするかなぁ~と思いましたが、そんなことはなかったです。
このテーブルは離発着時でもこのままの状態で良いそうで、とっても便利に使えました!
ファーストクラスシート
さて、では、いよいよ?シートです。
これが窓側シートの全景です。
この後にB777型機のファーストクラスにも搭乗しましたが、広さがまったく違っていました。
断然に広いです。圧倒的ですね。
こちらがシート。というかもはやソファですね。
左側がサイドシート、右側がメインシートです。
リクライニングは完全に別々に動かせますし、シートベルトもそれぞれについています。
手動のシート操作盤もそれぞれにありますが、タブレットタイプのコントローラーでも操作ができます。
これがメインシートの操作画面。
そして、こちらがリアシートの設定画面です。
完全に別々に動かせます。
AC電源、USB-A、USB-Cの電源も左右にありました。
そして、前述のとおり、サイドシートは背中の部分を引っ張ると、サイドテーブルにもなります。
ヘッドレストもサイドシート、メインシートと別々に稼働します。
そして、メインシートのヘッドレストに内蔵されたのが、世界初!内蔵型スピーカーです。
折り曲げて耳にフィットさせられる部分にスピーカーが内蔵されています。
そして反対側のオットマンです。
こちらにもシートベルトはあり、最大3名まで一緒に坐ることが出来るようになっていました。
そして、メインシートをベッドポジションへしたところ。
AIR WAVEを敷いてもらいました。
ちなみにサイドシートはシートのままで。
寝具も頂いて、完全にベッド!
こんな感じで、メインはベッドに、サイドはシートのまま、でいうのが最も便利な使い方だったなぁ~と思います。
音響システム
スピーカーは3パータンから選択可。
- ヘッドフォンジャック
- Bluetooth
- 座席内臓スピーカー
JALとしては、Bluetooth も座席内臓スピーカーも初搭載ですよね。
これまで通りヘッドフォンジャックにつなぐヘッドフォンもノイズキャンセラーの機能がかなり高度で、これをしていたら本当にエンジンの音とか、周囲の騒音は一切聞こえませんでした。
Bluetoothでの自分のイアフォンへの接続もあっさりと簡単に接続が出来ました。
ただ、長時間使っているとイアフォンの電源がなくなってしまうので私は温存。なるべく使わないようしていました。(笑)
また、世界初のシート内臓スピーカーですが、ちょうどスピーカーのあたりに耳を近づけていないと音は聞こえないので、例えば英語を見ながらお酒やおつまみに手を伸ばす際に頭をずらしてしまうと、その時は音が聞き取りづらくなってしまいます。
シートを頭だけ少し上げたポジションにして、寝ながらとか、音楽だけを聴きながらうとうとする、という時以外はあんまり使えなかったなぁ~というのが個人の感想です。
コントローラー
それから、進化が激しい部分がこちらでしょうか。
コントローラーで出来ること。
これは先ほど紹介したシートポジションの設定。
メインシート。
そして、サイドシート。
それから室内照明の調整。
場面に応じてこれだけの色合いがあります。
こちらは間接照明ですかね。
このちょっとおしゃれな読書灯。
それから、今までのような天井の照明灯。
そして窓のシェードの開閉。
これはコントローラーの詳細設定画面ですね。
機内エンターテインメントシステム
そして、機内エンターテインメントシステム。
これももちろん!コントローラーで操作します。
逆にモニターはタッチパネル対応にはなっていませんでした。
ついつい、タッチしてしまいました・・・。💦
基本はコントローラーから。
言語がなんと!15種類に対応していました。
まずは、こちらでモードを選択。
それから、一番凄いのはこちらですかね。
ログインをして、個々の嗜好や利用状況に合わせたカスタマイズがされるサービスですね。
- 航空券番号
- 準備中
- JMBお得意様番号
私はJMB番号でつなぎました。
自分のマイレージ番号と紐づいて、マイページの設定が出来ること。
こんな画面が出てきました。
機内で自分のステイタスをまじまじと、噛み締める。(笑)
Coming soonが気になりますね。
準備中が気になりますね。
こんな感じの画面が出てきました。
そして、新しく設定されたキッズモードがこちら。
キッズモードのフライトマップには恐竜が登場するってことで動画で。
大人のフライトマップもかなり進化した印象。
ただ、このフライトマップはかなり不具合があって、フライト中ほとんど使えませんでした。
コントローラーの表示はこんな感じで地図がほとんど出ませんでした。
モニターでも終始こんな感じでした。
これはかなり残念でしたね。
又、メニューを選択する最初の画面には、サービスのタイムシフトが表示されていました。
最初のお食事の時間、機内が暗くなる時間、明るくなる時間、到着前のお食事の時間などが表示されていて、これは便利ですよね。
それと合わせて、お食事のオーダーもこちらで出来るようになりました。
売り切れると表示がされなくなるようですが、クルーに直接聞いてみると注文できる物もあるようでした。
在庫管理が難しいんでしょうかね。
これには、JALの細やかなサービスも関係してくるようです。例えば、量少な目が可能なんでっすよね。臨機応変にしてくださいます。だから、半分なら用意できるとか、例えば在庫が2つで、二人とも半分の量で良い方だったら、在庫はゼロでも1人前、まだ、余っている。そんなことがあるようです。
操作性は若干難ありでしたかね。まったく動かなくなってしまうことが多々ありました。慣れでしょうかね。慣れるぐらい乗りたいです!(笑)
そして、ライブTVもJALでは初です。
チャンネルは2つ。
- NHKプレミアム
- BBC NEWS
リアルタイムでテレビ番組が見れるのは新鮮でした。
映画、特にSF映画だと、4Kの映像は本当にすごい迫力でした。
まとめ
さて、A350-1000型機のレポートはこの辺で。
明日からは、実際のフライトの様子をお届けしていきたいと思います。
お付き合いいただけましたら、うれしいです。