前書き
こんにちは!JAL公式旅のコミュニティtricoの公式アンバサダーのひことらです。
先日、JALのチャーターフライトに参加してまいりました。
最高に楽しいチャーターフライト、というか日帰り旅行となりました!
今回から、複数回に分けて、その模様をお届けしていきたいと思います。
チャーター便の詳細については、別記事で以前に紹介しています。
今回は、往路フライトから。
チェックイン
どうやらチャーターフライトはこちらのスケジュールには表示がされないようで、まったく出てきません。💦
こちらが専用のチェックインカウンター。
出発時間は11:35。受付は10:00から始まりました。
サイネージにはこちらの画面が表示されていました。
これで、今回のチャーターフライトナンバーが、4529便&4520便であることがわかりました。
遊覧チャーターではなく帯広にて降機するので、往路、復路と便名が異なっているんですね。
チェックイン!
搭乗券をもらって、保安検査場を拭けた後は、しばし、POWER LOUNGEにのんびりと。
そちらは別記事にて。。
11時になって、搭乗ゲート前へと移動しました。
搭乗
搭乗ゲート前では、今回のチャーターを企画された、JALパイロットの皆様、先任乗務員の皆様と記念撮影!
なんと!
パイロットのジャケットと帽子をかぶらさせ頂きました!
お隣にいる方が、今回のこのチャーターを企画された光井副操縦士。
カッコいいし、気が利くし、素敵な方でしたよ。(年下ですね・・・(笑))
他にセレモニーなどは特別なかったのですが、パイロットの方々、そして、trico編集部の皆様との会話も少し楽しみました。
搭乗ゲートは18。出発時間は11:35。
11:20頃、いよいよ、搭乗が始まりました。
なんとですね。
お隣も帯広行フライト!そして、出発時間はなんと!11:30でチャーターの5分前のフライトでした。
偶然なのか、わざとなのかは、わかりません。
機内へ乗り込む途中に、コクピットものぞきながら。
国内線仕様の機材だと、ここに大きなカウンターがあって、様々な装飾がされていたりしますが、こちらは国際線仕様機だったため、大きなカウンターもなく、こざっぱりとしていました。
国際線仕様機のため、機内は明るめ。
自席は後方の53列目でした。
個人モニター付です。
コントローラーはひじ掛けに収納されています。
この辺りは国際線用ですね。国内線用の機材だと、個人モニターもコントローラーもありませんから、その点では国際線シートの方が良いようにも思えますが、一方で、WIFIサービスも、電源サービスもありませんでした。
機内誌と非常時の安全のしおりは、通常フライト同様に各席に置かれていました。
そして、いよいよ、フライトです。
個人モニターで非常時の案内がスタート。
(このモニターはこの映像だけのためのものとなりました。(TT))
フライト
プッシュバック開始。
ここから到着まで、フライト中は、随時、コクピットの副操縦士から、その時のフライト状況の説明が行われることになりました。
今回はフライトガイダンスのためだけに、副操縦士も搭乗してくれていて、本当に細かく案内をしてくださいました。
管制官からのプッシュバックの許可を得ました、
滑走路へ向かう指示を得ました、
〇〇へ向かって▲度にての進行を許可されました、等々。
それがフライト中の私たちをとてもワクワクと、楽しくさせてくれることとなりました。
C滑走路Runway34Lからの離陸となり、離陸後すぐにRunway05の上空を通過しました。
羽田を離陸した直後は厚い雲に覆われてしまい、窓からの風景はまったく見えませんでした。
でも、その間はコクピットの副操縦士からの逐一入るガイドで楽しませてもらいました。
そして、コクピットでは、少しでも窓からの風景が楽しめるようにと、高度の変更、速度の変更を何度もしてくださっていたようで、本州の山形、秋田、青森、函館あたりでは、とてもきれいな本土の風景も見ることが出来ました。
今回のフライトの高度と速度がこちら。
33,000フィートの高さまで上昇した後、雲が厚くて地上の風景が望めない、と判断した操縦士の皆様は、燃費が悪くなるにも関わらず、高度を下げて、少しでも窓からの風景が楽しめるようにと、工夫をしてくれていました。
搭乗時に、隣のゲートから5分早く、同じ帯広へと旅立つフライトがありましたが、そちらの同様にデータは以下。
まったく高度が異なる事が分かります。
33,000フィートの高さから、19,000フィートあたりまで高度も下げて頂け、更に雲も薄くなってきたことで、奥羽山脈の山並みと、湖が良く見えるようななってきました。
秋田の田沢湖が見えてきました。
とても綺麗に見えました!
周囲の山々の新緑も綺麗に見えました。
それでも、すぐに雲に囲まれたりします。
そんな時は、その都度、操縦士の皆様が、高度を変えながら、少しでも楽しませてくれようと、頑張っておられました。
それが、先ほどの高度と速度表に変化として表れています。
雲が多い間は、操縦士の方から、今度はそれぞれの雲の違いとどんな雲なのかの説明まで教えて頂くことが出来ました。
そして、操縦士の皆様のおかげで、雲の合間から十和田湖もしっかりと見ることが出来ました。
その後、青森県、津軽海峡のあたりでは雲が少なくなり、地形がとってもはっきりと見えました。
といいますか、この辺りでは、高度を1万フィート以下まで下げてフライトしてくれていました。
青森市の中心、青森駅の真上あたりですね。
最初は青森の下北半島だと思っていましたが、その手前の夏泊半島でした。
その奥に見えるのが、下北半島ですね。
下北半島が大きく見えてきました。
そして、下北半島に沿って、北上。眼下は福浦漁港。
下北半島の先端まで近づいてきました。
帯広ならここから東へと進路を取るはずですが、なぜか西へ。
そして、函館の上空からの観光が始まりました。
まずは函館空港。
そして、函館山。近い!
高度は6,000フィート辺りまで下げてくれていたように思います。
函館山からの夜景は有名ですが、その函館山を空から望んだのがこの写真。
素敵です。
フライトは函館を東から西へとフライトし、今度は逆サイドの方々が函館の街並みを楽しめるように、周回をしてくれました。
その間、自分側からは津軽半島や本州の山並みをうっすと眺めることも出来ました。
そして、2週目。再度の函館空港です。
五稜郭と五稜郭タワーです。
ジオラマチックな写真。
これがフライトレーダー24で確認した実際の航路。
函館の遊覧観光?を終えたら、いよいよ、帯広へ。
ただし、これからは、又雲の中へと入り、着陸まで陸地を見ることはありませんでした。💦
こんな感じですね。
日高山脈が眼下にあるこの辺りでは、今度は客室乗務員で北海道のふるさと応援隊をされている方から、帯広はじめ、十勝・日高地方のガイドをたくさん聞くことが出来ました。
それもとても有意義な時間でした。
そして、着陸間際。
晴れていたら、まるでパッチワークのようにも見える田畑の風景が広がっていたそうなのですが・・。
残念ではありますが、とにかく、終始、副操縦士さんのフライト解説がコクピットから流れてきて、飽きることなんてなかったです!
空港では、帯広の皆様の歓迎を受けました。
雨の中、お手を振ってくれていて、うれしかったですね。
こんな感じで、本当に今までにはない、最高の往路フライトが終わりました。
まとめ
今回のチャーターフライトは実はこれから!
帯広空港内にて、たくさんの、最高のイベントへと続きます。
そして、今回のチャーターを企画された、光井操縦士の手作りの旅のしおりが圧巻でした!!
一部をご紹介しますね!
なんと、25頁にもなる大作です。
これは一生の記念になりますね。
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