ジャカルタでの翌日便への乗り継ぎがあり、空港内ホテルに宿泊してみましたので、それを記事にしたいと思います。
ジャカルタ・スカルノハッタ国際空港
ジャカルタ空港の正式名称は、「スカルノハッタ国際空港」です。
歴史や世界情勢に興味がない方でも、スカルノ?ぐらいは、どこかで聞いたことはないですか?
インドネシアの初代大統領がスカルノさん、(これでフルネームです。)
そして、大統領の夫人が、テレビでお馴染みのデビ・スカルノ、そうデビ婦人です。
その初代大統領のスカルノさんと、初代副大統領モハマッド・ハッタさんの両社の名前をとって付けられたのが、
スカルノハッタ国際空港です。
空港内にはターミナルが3つあります。
国内線専用のターミナル1、国際線用のターミナル2、そしてガルーダインドネシア航空専用のターミナルとして、2018年に完成したターミナル3です。
但し、ターミナル3については、ガルーダインドネシア航空が加入しているスカイチームのメンバー、そして2社間提携をしているANA、JALなど、さらに、多くの国際線運航の航空会社がターミナル2より移ってきており、既にガルーダインドネシア航空専用ターミナルとは言えなくなりました。
ターミナル3内にある Digital Airport Hotel
今回の私のフライトスケジュール
MH727 ジャカルタ(ターミナル3) 23:20着
JL720 ジャカルタ(ターミナル3) 06:45発
到着後の入国審査および出発のためのチェックイン時間を考えると、実質ジャカルタには5時間もいません。
いっそのこと空港内のベンチででも過ごそうか、とも思ってしまえる時間ですが、昨年、香港空港のラウンジで夜を明かした際にひどい疲れようでしたので、今回はそれはやめました。
以前、ジャカルタでも空港内のトランジットホテルに泊まったことがありましたが、それはターミナル2に併設したホテルでした。
今回は、到着も出発も新設されたターミナル3同士でしたので、ターミナル3に併設された、Digital Airport hotel を利用することにしました。
予約は、Expedia を利用して、2,153円ほど。
このホテルはカプセルホテルですので、大変リーズナブルな価格ではありました。
空港外のホテルにも宿泊してきました。
その時の記事は以下をご確認ください。
Digital Airport Hotel へのアクセス
このホテルはスカルノハッタ国際空港のターミナル3内にある、ということはわかっていましたので、行けばすぐ見つかるだろうと思い、あまり調べもせずにジャカルタに到着。
無事、入国をして制限区域を出ましたが、到着ロビーにある空港見取り図にはホテル名がありませんでした。
インフォメーションカウンターは既にクローズしている時間。
国際線区域を端から端まで何度も往復してみましたが、それらしきものは見あたりません。
困りましたね。。。
ならばと、国際線区域はあきらめて、一度外へ出て、国内線区域へ行ってみることにしました。
ターミナル3は、とても大きなターミナルで、国際線、国内線、どちらでも利用されているのですが、到着ロビーについては、ターミナル内での国際線⇔国内線の移動は出来ず、一度外へ出て、外からアクセスすることになります。(出発フロアは、相互移動はできます。)
国内線区域に入って、案内板・ピクトグラムを見たら、やっと、ホテルの表示が現れました。
ほっと一安心です。
結果的に、国内線区域の中でも、国際線区域とは真逆の最も遠いところにありました。
800メートル近くは、離れていたかと思います。
さらに、ホテルは到着ロビー階にはなく、1つ上のファーストフロアにあることがわかりました。
エレベーターで1つ上がるのですが、エレベーターの場所がわかりづらいのです。
(エレベーターは国内線区域の一番端に1つだけ。国際線区域から向かうと、一番先の先になります。)
さらに、
ホテルへ行くのに、X線検査を受ける必要がありました。
まぁ、なんとかホテルへ到着。
空港マップ(JALのホームページより拝借)
事前にきちんと調べていたら、こんなに焦ることもなかったな、とちょっと反省しました。
ただ、国際線到着ロビー内にも、ホテルの案内板・ピクトグラムは設置してほしいです。
Digital Airport Hotel
チェックインをすると、電子キーが渡されます。
フロントから、すぐにカプセルが並ぶ部屋。なんならフロントから丸見えのカプセルもあり。
カプセルの造りは未来的というか、宇宙船の中ってこんな感じなのかな、とイメージさせられるデザインです。
カプセル内には、テレビ、鏡、照明、USB充電端子、ヘッドフォン、アラームクロック、換気扇の強度調整つまみ、無料のペットボトルがセットされていました。カプセル内は機能的な造りで過ごしやすかったです。
バスタオル、スリッパ、歯ブラシはロッカーにセットされていました。
トイレ、シャワー
トイレとシャワーは、フロントとは逆サイドにありました。
一度カプセルルームを出て、公共のスペースのような場所にありました。
男性のシャワー室は5室ありましたが、利用者が大勢いて、私は利用することができませんでした。
到着時の深夜1時am、出発時の早朝4時am、どちらも使えないって、すべてきちんと稼働していたのでしょうか。
最後に
カプセルホテルは日本では何度も利用したことがありますが、海外では初めての経験でした。
色々比較してみたら、日本のカプセルホテルは非常に優秀だな、という結論が導き出されました。
Digital Airport Hotel
・男女の区別なし。
⇒カプセル内に、すべての着替えが出来るほどのスペースがなく、女性に取っては少々不安があるのでは?男性としてもカプセル内での着替えはなかなか難しいが、着替えをする場所がない。
・フロントとドア1枚ですぐにカプセル室
⇒人の出入りの騒音が絶えず聞こえてきて、落ち着かない。
・カプセルの施錠、ロッカーの施錠、エントラスの施錠、稼働時に電子音が流れ、それがカプセル内まで響いてくる
・ロッカーでの荷物の出し入れの騒音もカプセル内まで聞こえてくる
⇒日本だとロッカーはカプセルとは別の場所、別フロアにあって、ロッカーを利用する他者の騒音がカプセル内まで聞こえることはないし、電子音がピィピィとは聞こえてきません。
・シャワー室が少なすぎる。
⇒日本だと、大浴場があるカプセルホテルも少なくなく、又シャワーが浴びれないなんてことはまずない。
空港内のソファやベンチで寝るよりは快適です。シャワーが浴びれる、静寂な環境が得られる、といったことを求めてしまうと、満足できない結果になると思います。
ターミナル2のトランジットホテルは、完全個室のビジネスホテルタイプですので、快適性を求めるなら、そちらがいいかもしれません。
ターミナル間は、SKY TRAINという無料の列車が走っているので、ターミナル間の移動は比較的楽にできます。ただし、深夜は運航していないので、そこは要注意ですね。
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