こんにちは。
JALの旅コミュニティtricoの公式アンバサダーをしていますひことらです。
久々の海外旅行へ!
ゴールデンウイーク、夏休みと、
コロナを意識しなくてもよくなって、久しぶりの海外旅行を楽しんだ方はたくさんいらっしゃると思います。
まだまだ、秋の連休、そして年末年始と続きます。
ご旅行のアドバイスなんかも少し仕事にしている私ですが、
既にトラブルにあってしまたり、行程をスムーズにこなせなかったりする方々が、思いのほか多いなぁ~というのが感想です。
そんなこと、
ちょっとの準備で回避ができたり、すばやく対応できたのに、と思ったことを今日は書いてみました。
最低でも準備したい3つのこと
そんな訳で、
今日は、最低3つ、この3つだけ、しっかりと対応していれば、なんとかなるよ、ということをご紹介してみたいと思います。
もちろん、もっとたくさん、
事前の準備が出来ていれば出来ているほど、海外旅行はスムーズに進みます。
トラブルに遭わずに済みます。
素敵な風景、美味しい食べ物にたどり着けます。
それでも、そんな時間を取れない忙しい方もたくさんいまし、
知らべるノウハウを持ち合わせていない方もいるでしょう。
ですので、3つだけ。
これは絶対に!というものです。
職業の観点からすれば「旅のプロ」と呼ばれることも生業にしております。
プロがいうこと、という観点で見て頂いてもいいかと思います。
海外旅行保険
一番最初に、そんなの当然だよね、っていう素人的なものをあげさせてもらいました。(笑)
ただ、本当に海外旅行保険の必要性をわかっていたり、活用していない方が多いです。
基本の補償内容
海外旅行保険の基本は、おおよそ以下。
- 海外旅行中の病気やケガ
- 身の回り品の盗難・破損
- 損害賠償
各保険会社が料金競争をしているのも、この基本の部分でのことが大半です。
ちなみに、
海外旅行保険はJALのサイトからアクセスすると、eJALポイントが貯まりますよ!(笑)
JALファンが少し顔を出しました。
脱線してすみません・・・。
でも、こんなものはどうでもいいとまでは言いませんが、
だいたいクレジットカードに付帯されていることが多くて、改めて申込はしないし、調べたこともない、って方も多いでしょうね。
実際に、私は先月の旅行で、スマートフォンを2台盗難に遭ってしまいました。
でも、その際の保険はJALカードの付帯の海外旅行保険。
既にしっかりと補償をして頂いております。
プロから見て、重要なのは、それらの項目ではありません。
加入したい海外旅行保険項目
海外旅行保険で加入すべき項目は、
ずばり、
これからあげる2つです。
これらは別料金の特約だったり、基本契約とは別の保険に加入する必要があり、気が付かれていない又はスルーをしている方が多いです。
又、2つ目のものはここ最近になって注目をされているものなので、知らずにいる方も多いでしょうね。
せっかく海外旅行保険に加入していても、この項目には入ってなくて、
保険加入の意味がなかった方々が実に多い、というのが私の感想です。
航空機遅延費用
アフターコロナで空港が混雑しています。
実感として、コロナでの空港スタッフ、航空会社スタッフの解雇や離職でスタッフが足りていない状況の中、遅延は以前よりも増えています。今一番必要な保険項目はこれです。
旅行キャンセル保険
これも必要な保険だと思いますね。
例として、ジェイアイ傷害火災保険のたびほの案内を要約したのがこちら。
保険金をお支払いする主な場合
・出発地へ向かうための公共交通機関の遅延(2時間以上)、欠航・運休
・勤務先から業務出張・急な休日出勤命令
・学校行事の日程の変更
・入場券を取得しているイベントの中止・延期
・渡航先で、戦争、テロ行為、地震、噴火が発生した場合
・妊娠の判明、早産、流産が発生した場合お支払いする保険金
・取消料、違約料などで旅行業者等に支払った費用
・渡航手続費として支払った費用
出張命令や子供の行事が突然入ってしまったり、行きたかったコンサートが急に中止されてしまったり、
そんな理由でキャンセル料金が補償されるんです。
そんなことは当然のようにしっかりと準備しろよ!とは思うようなこと、
パスポートの有効残存期間が切れていたり、訪問国のビザの取得をしていなかったり、そんな完全に旅行者のうっかり、怠慢が理由の場合でも補償される、夢のような、神のような保険項目です。
絶対に加入すべき保険だと私は思います。
そして、それ以上に思うこと、
1か月前までキャンセル料がかからないような日本のパッケージツアーは世界的に見て完全にガラパゴスです。ホテルも飛行機も予約の時点で全額を支払い、その後の変更や取消にはすべて手数料がかかるのは世界的な常識です。そして、料金だってその方が安い!
半年後でも1年後でも、予約・支払いは済ませてしまって、旅行に備える。
万が一の時には、この旅行キャンセル保険で対応する。
それが海外旅行へお得に、そして損をしないで旅立つ常識になってくると思います。
旅行キャンセル保険については、台風が近づいていた時にこのブログでも紹介しています。
どこの会社で扱っているか、など、是非、そちらで確認ください。
海外でもさくさく使えるスマートフォンの用意
では、次へいきましょう。
あんまり説明する必要もないくらい。(笑)
日本ではガラケーだけで、あんまりスマートフォンは使っていない、なんなら持っていない、という方もいるかもしれませんが、それは日本に住んでいるからですね。
今時、海外旅行でスマートフォンを持たないは命取りです。
例えば・・・
- 公共交通機関のダイヤや時刻表を調べる
- 目的地までのアクセスを調べる
- 配車アプリでタクシー(車)を予約する
- 急に行きたくなった予約必須の観光地の予約をする
- 帰りの航空券のオンラインチェックインをする
- 町中の看板、レストランのメニューなどカメラで映して日本語へ翻訳する
これらはスマートフォンがなければほぼ出来ない、もしくはまったく出来ない、出来てもすっごく時間がかかりることです。
海外旅行の重要な要素が山のように詰まっています。
そして、これらは公共のWIFIが使える場所だけでは不十分。
町中、どこでも、いつでも、使えてこそ。
そのための事前準備を怠りなく、ということです。
こちらも以前のブログで紹介していますので、是非そちらも併せてご覧ください。
今日は簡単に、
町中でスマートフォンを使うための3つの手段とその長短をまとめておきます。
海外ローミング
お勧め度 | メリット | デメリット |
---|---|---|
〇 |
|
|
モバイルWIFIレンタル
お勧め度 | メリット | デメリット |
---|---|---|
△ |
|
|
海外SIM
お勧め度 | メリット | デメリット |
---|---|---|
× |
|
|
*デュアルSIM機ではない場合
こちらも併せて確認くださいませ。
地図アプリで出来ることは理解しよう!
そして3つ目。
地図アプリには本当に情報がつまっています。
例えば、
日本だと、新宿駅から東京駅へ行きたいときなど、乗り換え案内アプリやWEBサイトで調べる方が多いと思います。
でも、実は地図アプリでそんなことも出来てしまうんですよね。
現在地の把握
海外で一番使うのはやっぱりこれでしょうか。
現在地の把握。
はじめての場所だと道に迷ってしまうことも度々。
そんなのもともと地図アプリを見ながら歩いているだから、道になんて迷わないって方へ。
では、鉄道や地下鉄に乗っている時はどうでしょうね?
日本のように時間に正確で走っていない海外ではたとえ、到着時間はわかっていてもその時間通りに着くことの方が少ないでしょう。
15時到着予定の鉄道に乗車していて、15時に着いた駅で降りるのはあまりに危険すぎます。
実際に鉄道が遅延していることに気が付かず、予定の到着時間に着いた全然違う駅で降りてしまった方がいらっしゃいました。
地下鉄ならまだ駅の表示が頻繁にホームにありますが、
10両以上で走るヨーロッパの鉄道なんかは、300mもある駅のホームに駅名表示は、2,3か所しかりありません。
それから、バス停も。バス停名なんて、バスの中からなんてわかりません。
そんな時、地図アプリで現在地を確認していれば、違う駅で降りるなんてことはなくなります。
遅延なんてなんのその、遅延上等だ!ってなもんです。
乗り換え案内
出発地点、行きたい場所をいれるだけで、ルート案内。
それも徒歩、公共交通機関、そして場所によっては配車アプリや自転車で行く場合のルートの時間が表示されます。
歩いて行ける?
地下鉄?
そんなことも地図アプリの情報で簡単にわかります。
これは乗り換え案内アプリ同様の機能ですよね。
又、出発時間や到着時間を指定して検索もできます。旅行する日時に合わせて、事前に日本で調べておくこともこれで簡単に出来ます。
時刻表
実は個人的にはこれが最も利用価値が高いかも。
駅やバス停をクリックすると、そこでの次の列車の時間やバスの時間が表示されます。
海外では地下鉄もバスも駅や停留所へ行っても時刻表なんてないところがほとんど。
あっても、5~10分間隔で運転されています、なんて、とってもアバウトなものばかり。
それでも、地図アプリでは次のバスまで5分など表示がされます。(これは都市によりますけどね。)
どういうシステムなんでしょうね。
鉄道会社やバス会社よりも把握している地図アプリ。
もちろん、ずれていることも多々あることはありますが、それでも便利です。
写真は最強
そして、こちらもとっても重宝します。
ストリートマップを使えば、実際の写真でその場所の風景を見ることができます。
地図のままだと、見つけらないものでも、写真だと見つけやすくなります。
特に重宝するのは、大きな建物の入り口です。
地図でこの場所にこのスーパーがあるとはわかっても、どこからでも入れるわけではありません。
入口は4辺のどこかにしかなく、そこまで地図に表示されていることは少ないのですが、
このストリートマップの写真を見れば、入口もすぐにわかります。
暗い夜に、入口を探して人通りの少ない裏路地を歩いたり、という危険も減らせます。
リンクその他の情報
そして、地図内にはその場所の公式サイトへのリンクが張られていたり、
観光地やレストランにはクチコミの表示されています。
私は特に、どこで食事をとろうかな~と町を歩いている時に、入ろうかどうか迷う際に、クチコミを見ることも多いですね。
ということで、
日本だと他にも情報の入手方法があるので、あまり使わない機能もありますが、
言葉の問題もありますし、情報の入手経路の少ない海外では、地図アプリの機能を徹底的に使いこなせるように、日本で事前に色々と触って調べておくことをおすすめするわけです。
ちなみに、この3つ目のためには、2つ目のスマートフォンをいつでも、どこでも使えるようにしておくことも必須となりますね。
まとめ
ということで、まとめです。
海外旅行への準備で絶対に必要な3つこと。
それは、
- 海外旅行保険
- スマートフォン
- 地図アプリ
この3つです。
でも、紹介してきたとおり、例えば、海外旅行保険はただ入ればいい、なんて言ってません。
ここまでお読み頂いたみなさまだったら、わかりやすよね!
そんな訳で、連休中は見て下さる方が多いので(笑)、
旅のプロとしても働いている者として、ご紹介させて頂きました。
少しでも、みなさまの海外旅行がトラブルなく、快適に出来ることを願っています。