国内路線フライト搭乗記 JALファーストクラスエアバスA350-900

JL エアバスAIRBUS A350-900 ファースト 1列目・2列目の乗り比べ

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2019年10月28~29日、羽田から福岡往復をした際に、往復ともにJALエアバスA350-900型機 を利用してきました。しかも、ファーストクラスです!!

往復で、ファーストクラスの1列目と2列目を利用してきましたので、今回はその違いをレポートしたいと思います。

 

まずは、エアバスA350-900型機ファーストクラスについて。

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エアバスA350-900型機のファーストクラス

座席の配置図がこちら。

JAL エアバス A350-900型機

 

エアバスA350-900型機の場合には、機体の最前列に1列6席が2列、合計12席となっています。

 

 

ちなみに、

JAL国内線のファーストクラスは機種によって、以下のように設定座席数と設定列が異なっています。

 

ボーイングB777-200型機が窓側2列&中央席3列で合計14席

JAL ボーイングB777-200 座席図

 

ボーイングB767-300ER型機が1列で合計5席

JAL ボーイングB767-300ER 座席図

 

ボーイングB787-800型機が1列で合計6席

JAL ボーイングB787-800 座席図

 

 

さて、この内、モニター&電源付の新型シートが採用されているのは、エアバスA350-900型機ボーイングB787-800型機の2機種のみとなっています。

 

新型シートの基本スペック

1列目と2列目の比較の前に、共通の基本のスペックのおさらいです。

 

シートは皮張りで高級感があります。また、シェル型でリクライニングを倒しても、後席には影響が出ません。

 

隣席との間には可動式(手動)のパーテション。

こちら収納時の状態。

JAL A350-900型機 国内線 ファーストクラス

 

こちらが引っ張り出した状態。

JAL A350-900型機 国内線 ファーストクラス

 

シートは電動稼働式。ふくらはぎと腰回りの2か所にマッサージ機能までついています。

JAL A350-900型機 国内線 ファーストクラス

 

ひじ掛け下に収納されているテーブルは2つ折りで、広げると余裕の広さ。

JAL A350-900型機 国内線 ファーストクラス

JAL A350-900型機 国内線 ファーストクラス

 

ひじ掛け前方には、カクテルテーブルが設置。

JAL A350-900型機 国内線 ファーストクラス

 

モニターは15.6型の大型モニター。タッチパネル式です。

全席、前席又は壁に設置がされているの、離発着時でも利用ができます。

JAL A350-900型機 国内線 ファーストクラス

 

座席のひじ掛け奥下に電源、USBのある収納スペース。

JAL A350-900型機 国内線 ファーストクラス

 

シンプルなコントローラー。

JAL A350-900型機 国内線 ファーストクラス

 

その他の詳細はこちら。

 

 

ということで、これから、実際に搭乗してみた際の感想を。

実際に利用した1列目座席 01K

28OCT19 JL328 羽田 17:00発 – 福岡 18:40着

JL327 28OCT19 羽田 - 福岡 ファーストクラス A350

一番前はやっぱりプライベート感が高いです。

A350の最前列は窓も2つ取られていて、明るさも確保されています。

(現在、新シートが搭載されているボーイングB787型機のファーストクラスは窓1つしかなく、かなり暗い印象です。)

 

JL327 28OCT19 羽田 - 福岡 ファーストクラス A350

1ACと1HKの座席は、飛び出たギャレイのせいに、よりプライベート感が保てるようになっています。

隣席の1H(又は1C)の方以外には、ほとんど視界には入ってきません。

 

JL327 28OCT19 羽田 - 福岡 ファーストクラス A350

足元は、というと、足を延ばすと壁にひっかかりますね。

さほど広~い!!という感覚にはなれなかったです。

 

JL327 28OCT19 羽田 - 福岡 ファーストクラス A350

最前列でも、モニターが壁にかかっていていつでも利用できるのは、本当に便利。

ただ、隣が何を見ているかは、一目瞭然。そこにはプライベートはなし。(^^;

 

JL327 28OCT19 羽田 - 福岡 ファーストクラス A350

問題は、マガジンラックが隣席の方と共通なこと。

持参したタブレットは座席脇には置けずにここに入れるしかありませんでしたが、隣席の方にも触れられてしまいます。これは、かなり嫌でした。

 

 

全体としては、大満足な新型シートではあります。

続いて、復路で乗った2列目座席です。

実際に利用した2列目座席 02A

JL318 29OCT19 福岡 15:00発 – 羽田 16:30着

 

JL318 29OCT 福岡 - 羽田 ファーストクラス A350

2Aからの眺め。鶴丸も見えます。

シェル型シートになっているので、2列目でもプライベートは保たれているな、と感じました。

中央座席も、微妙に前後にズレているために、目と目が合うようなことはありませんでした。

 

JL318 29OCT 福岡 - 羽田 ファーストクラス A350

窓は2つ分。1列目と変わりありません。前後も充分に広い印象。

 

JL318 29OCT 福岡 - 羽田 ファーストクラス A350

そして、前席の間にマガジンラックとスリッパ入れがそれぞれあります。

欲を言えば、機内でスリッパに履き替えた後の、履いていた靴が入るぐらいのスペースがあると尚よかったです。

 

JL318 29OCT 福岡 - 羽田 ファーストクラス A350

モニター下にタブレットや雑誌入れがあります。暑さ3cmぐらいまででしょうか。

厚いものだと閉まりませんでしたが、タブレットはばっちりです。

結果として、こちらに入れていたタブレットを降機時に忘れてきてしまいました。。。( ノД`)

 

JL318 29OCT 福岡 - 羽田 ファーストクラス A350

モニターのサイズは1列目と同じです。2列目はモニター横に上着用のフックがあります。

 

JL318 29OCT 福岡 - 羽田 ファーストクラス A350

隣席との間のひじ掛けとカクテルテーブル。この辺りは1列目と変わらないですね。

2列目の特徴としては、こんな感じです。

 

で、どちらが好み?

私は断然、2列目でした。

1・

1列目は雑誌サイズの本、タブレットなどを収納するスペースがありません。モニター下のマガジンラックに入ることは入りますが、隣人との共有となっているので、非常に使いづらい感じでした。

 

2・

機内では用意されたスリッパに履き替えますが、1列目は脱いだ靴は座席の前に置いておくしかありません。これも隣人に丸見えであんまり、いい感じがしませんでした。匂いでも出てきたらどうしよう、とか余計なことまで考えてしまいます。

 

3・

カーディガンなどをかけておくフックが1列目にはありませんでした。丸めて膝の上に置いておくしかなかったです。

 

4・

1列目の足元はさすがに広くて余裕はあります。ただ、やっぱり隣人に丸見えでちょっと嫌かなぁ~。

 

ということで、

2列目よりも1列目の方が勝っている点は、出入りが1列分早く出来る、ということだけでしたでしょうか。

 

私は、これからも2列目を指定することになると思います。

ご参考になれば、幸いです。

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