何の事前アナウンスもないまま、本日突然にコードシェアが発表されました。
本日発表で、本日から運航開始、そして本日から予約開始、とのこと。これは、驚きますよね。
フィジーエアウェイズ(FJ)
フィジーエアウェイズ(旧エアパシフィック)は、2018年12月5日にワンワールドコネクトの第一号加盟となった、フィジー国を拠点とする航空会社です。
その時の記事はこちらです。
ワンワールドコネクトとは、世界中に路線網はないながら、ある一定地域だけで見るとワンワールド加盟可能なレベルにある航空会社に、アライアンス参加の機会を与えた新しいシステムですね。
oneworld connect は、航空各社にとって世界トップレベルの航空会社アライアンスとつながるための新しい手段です。お客様に提供できるサービスや特典の幅が広がり、より広範なグローバル展開が可能になります。
コードシェアの内容
フィジーエアウェイズ(FJ)運航路線
成田 ~ ナンディ
香港~ナンディ
シンガポール~ナンディ
【予約・販売開始日】 2019年2月26日(火)
【コードシェア開始日】 2019年2月26日(火)
・2018年冬期のスケジュールとなります。一部記載の運航曜日に運航のない場合があります。また、スケジュールは運航会社により変更となる可能性があります。
・一部路線では開始日が異なります。(ナンディ=香港:2月27日(水)(予定)、ナンディ=シンガポール:3月2日(土))
JAL運航路線
なし
コードシェアの状態を見てみると、フィジーエアウェイズ運航便にJAL便名を付与するだけで、JALの国際線、国内線にフィジーエアウェイズの便名は付与しない一方通行の提携のようです。
- 日本人のフィジーへの旅行や業務渡航を狙ったコードシェア
- フィジー人の日本国内、JAL就航都市への旅行や業務渡航は狙っていないためコードシェアはなし
こんな感じですね。フィジーから日本、周辺地域への渡航頻度はないと思いますので、理解は出来る提携だと思います。フィジーの人口は90万人しかいません。
JALホームページの対応
では、実際に予約画面を見てみました。
それが以下。
まず、フィジー(ナンディ)行きの割引運賃がまだ設定されていないため、安い料金が出てきません。今後、安い料金設定もされてくるかと思いますので、実際の予約はそれからとなるでしょうか。
また、香港~ナンディ、シンガポール~ナンディ路線は、羽田発着で検索すると出てきました。
(成田発着だと、シドニーやメルボルン乗り継ぎが優先されて、シンガポールや香港乗り継ぎルートは出てきません。)
いずれにせよ、こちらも大変高い運賃しかまだ出てきません。
ちなみに座席指定はできます。このリンクはなかなかすごいと思います。
JAL便名で予約を入れる限りは、きちんとマイルも加算されるようです。
上記の例の画面では、
羽田~香港 1,823マイル
香港~ナンディ5,108マイル
Yクラス 加算率は100%
FOP ダイヤモンドボーナス130%
トータル 1,823*100%*130%+5,108*100%*130% = 15,941 ばっちり合っています!
最後に
「世界一幸福な国」ランキングなるものでは、ブータンが1位になり、イケメンなブータンの国王が話題になったこともありますが、WIN/GIAの「世界幸福度調査」という調査では、2014年,2016年,2017年と1位に輝いているのは、なんと、フィジー なのです。
20年以上前に、私はフィジーに1度だけ行ったことがありますが、とても穏やかで、素朴な国だったことを覚えています。
このコードシェアが締結されたことで、フィジーが一気に次に行ってみたい国となったのでした。
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