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リアル明細で比較!カードキャッシングと両替の損得

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海外へのお金の持って行き方

成田へ行くと、どこの両替所にも結構な数の方々が並んでいます。

レートの問題はどうあれ、前もって両替しておくのが安心なのは間違いないです。

 

日本人の几帳面な性格のせい?

というよりは、私は、言葉の問題もあるのかな、とは思っています。

言葉が通じない海外で、大切なお金で、もめたくない、ぼられたくなく、問題を起こしたくない、

というか、起こされたくない、とか。

 

人によって、両替をするにあたり、重視することは違います。

単純にレートの問題だけではないですね。

そもそも、2,3万円のお小遣いなら、レートの違いでそんなに差は出ないですし。

 

ここでは、私自身の振り返りということで、書きたいと思います。

 

キャッシング時の不安はない1

ATM

私の場合、

USドルの現金を、いつもパスポートホルダー内に100$ぐらいは用意しています。

これは万が一の緊急対応用といった意味合いです。

日本円ではないのは、USドルの方が海外では、対応力があるためです。

 

とはいっても、そんな緊急に必要になることもないので、何年も同じ紙幣がずっと入っています。

乗り継ぎ空港内で水を一本買ったことがあったぐらいでしょうか。

(そのおかげで、使いづらい100ドル札1枚ではなく、細かい紙幣が無造作に入っています。)

 

この緊急時用の現金は置いておくとして、

普通に使う現地通貨は、クレジットカードからのキャッシングで調達しています。

2018年も以下の都市にて、実際にJAL CARDのVISAにてキャッシングをしました。

ホーチミン(ベトナム)、シェムリアップ(カンボジア)、バリ(インドネシア)、台北(台湾)、NY(アメリカ)

 

 

これらの返済は、クレジットカードの支払引き落としと共に、すでにすべて終わっています。

スキミングなどで、問題が起きているような形跡もありません。

 

海外では、クレジットカードからのスキミングで被害に会うことも多い、という話をたまに聞きますが、

私に限って言うと、この10年は、問題が起きたことはありません。

 

この10年は、と言ったのは、それ以前には2度ほど問題が起きたためです。

恐らく、マレーシア旅行中にクレジットカードを利用した際に、

店舗の裏でカードをコピーされたか、端末を通してスキミングをされたか、だと思います。

 

ある時、クレジットカード会社から、不審な取引がありますとの連絡を頂きました。

「高額の決済をしようとしていますがご本人様ですか。カードはお手元にありますか。」

「今はどちらにいらっしゃいますか?○○でのお取引はご本人様ですか。」

といった確認だったと思います。

 

それでも、結果としては、私自身の被害はゼロですみました。

 

その際に、

「私は今は自宅におりその決済は自分ではない。そしてカードもここにある。」

といったやりとりをして、私が使ったものではないという証明が出来て、

カード会社がそれらの決済をプロテクト、補償をしてくれたためです。

 

また、その後は、

番号を変更したカードを緊急発行しすぐに送って頂けました。

それ以後、同じ問題は起きなくなりました。

 

これだけクレジット会社間の競争も激化している時代ですから、

スキミングや詐欺などの悪用についての対策は取り続けていると信じていますし、

私の時のように、万が一悪用されても会員への請求はしない等の会員保護もしています。

 

そんなワケで、私は、万が一の悪用について不安を持っていませんし、一切心配はしていません。

 

余談ですが、

この時は、カード会社の方は、この数か月の私の支払状況をすべてチェックしており、

スキミング問題以外の、頻繁にある海外からの支払請求にまでメスを入れてきました。

海外の動画視聴サイトからのものでしたが、

その時は「あれ?このサイトって、もしかして違法?捕まる?」と思ってドキドキしたのを覚えています。

 

キャッシング時の不安はない2

金利問題

キャッシングというのは、いわゆるローンです。

アコムやプロミスといった消費者金融からお金を借りるのと、基本は同じです。

 

そこで、

「すごい利息が取られる」

「怖い取り立て屋が来る」

「ローンを借りてしまったら、銀行やなんかの裏のつながりで自分の信用がなくなってしまうのでは?」

等々のことが、不安として頭をよぎるのでは、と思います。

 

ただ、これは返済が出来なかった時のことで、

さらに、実際に取り立て屋が来るなんてことは相当な時だと思います。

 

もともとお金がなくてキャッシングをするワケではなく、便宜的にキャッシングをするワケですから、

返済が出来ない、という問題は考えなくていいはず。

また、毎月のカード決済時に他の支払いと合わせて自動的に返済されますので、

返済し忘れて遅延をしてしまった、という心配もないと思うのです。

 

ということで、私は、ローンをする、ということに関しての不安も一切ありません。

 

余談

本当にお金がない場合には、

消費者金融からお金を借りた場合、「プロミス」で実質年率金利は4.5%~17.8%、

クレジットカードでキャッシングをした場合、「三菱JUJニコス」で実質年率金利14.94%~17.94%

 

実は、クレジットカードから気軽にキャッシングをするよりも、

消費者金融からお借りした方が利息は圧倒的にお安い、というのが事実です。

 

また、消費者金融間の競争も激化しているので、

1ケ月以内に返済すれば金利は無料、などというキャンペーンをやっているところもあります。

給与前の2,3日だけ借りたい、といった短期間であれば、

カードからのキャッシングよりも、断然、プロミスなどを利用した方がお得なんです。

 

実際のキャッシングをした事例

では、私の2018年度後半のキャッシングの実例。

すべてJAL CARDでのキャッシングで、毎月15日〆の翌月10日払です。

 

実例

項番日付場所キャッシング
金額
返済
金額
換算
レート
参考1
(うち利息)
備考2
(賃貸期間)
118.09.19台北TWD5,000¥18,7263.652¥46652日間
218.10.13バリ島IDR3,500K¥26,2690.008¥35528日間
318.10.15バリ島IDR1,000K¥7,4980.008¥9426日間
418.10.17ニューヨークUSD200¥23,136112.69¥59854日間
518.11.18シェムリアップUSD200¥22,732113.66¥59253日間
618.11.19ホーチミンVND2,000K¥10,0010.005¥29452日間

 

空港両替との比較

せっかくなので、これは空港での両替と比べて損なのか、得なのか、

キャッシングした同日に、日本の空港にて両替した場合にはいくらになるのか比べてみましょう。

 

表1の項番キャッシング額キャッシングした
際の実際の請求額
空港両替の
適用されるレート
空港港両替の
過程の総額
キャッシング
の空港両替との損得
1TWD5,000¥18,7264.120¥20,600¥1,874 得
2IDR3,500K¥26,2690.0099¥34,650¥8,381 得
3IDR1,000K¥7,4980.0099¥9,900¥2,402 得
4USD200¥23,136115.41¥23,082▲¥54 損
5USD200¥22,732116.65¥23,330¥598 得
6VND2,000K¥10,0010.0057¥11.400¥1,399 得

 

キャッシングはお得なのか、損なのか。結果報告。

机上の理論ではなく、

上記の実例からのキャッシングが得なのか、損なのかの結果です。

 

ドルやユーロなどの主要通貨の場合

よく聞く通貨の場合は、日本の両替所や銀行の手数料は、言うほど高くはありません。

その一方、クレジットカードのキャッシングの年率は、消費者金融のそれよりも高いため、

実例4のように、キャッシングの場合は、その支払利息によっては、

日本での両替よりも損をすることも出てきます。

 

クレジットカードの場合、

カードを締めてから、実際の引き落としまでは、最大で55日(日祭日があると更に拡大)あるため、

最大で、キャッシング金額総額の3%ぐらいの利息がかかってきます。

キャッシングの方が損をするのは、実際のキャッシングとその引き落とし日が長い場合です。

 

ただし、

カード会社によっては、キャッシング分は、振込での事前の返済を受け付けていますので、

それが出来るカードを利用している場合には、先に返済してしまえば、無駄な利息を払うことは避けられます。

 

ちなみ、JAL CARDには、振り込み返済は受け付けていないそうです。

 

弱い通貨の場合

あんまり聞きなれないというか、後進国の通貨の場合には、圧倒的にキャッシングの方が特ですね。

借入期間が最大の期間になったとしても、そんな利息の負担ぐらいではびくともしないお得さです。

この実例でいうと、

台湾ドル、ベトナムドン、インドネシアルピーがそれにあたります。

これは、日本での両替レートが実勢レートに対して、あまりにも高いことが原因なんですが、

こういう通貨は銀行や両替所もあまり用意がない、用意するにも手間がかかる、

なので、手数料が高い=レートが悪い、等々の理由があるのだと思います。

 

ですから、

私の場合は、後進国へ行く際は、絶対に!カードからのキャッシングと決めています。

 

ATMなどの手数料 *補足

いずれも、実際にはATMにてキャッシングをすることになりますが、

ATMを利用する際には、その手数料もかかります。

 

国や利用する銀行、カード会社によっても変わりますが、

だいたい1回2ドル~5ドルぐらいです。

 

例えば、

5ドルの手数料のATMで200ドルをキャッシングした場合、

カード会社からの請求はあくまで200ドルですが、

当日ATMから受けとれる現金は、ATM手数料を差し引いた金額の195ドルとなります。

 

キャッシングの場合には、この手数料も実際には考えないといけません。

 

最後に

ということで、

これが、私がクレジットカードでのキャッシングをしている理由です。

 

だからといって、人にキャッシングをお薦めしたり、

どっかのクレジットカードを紹介しようという魂胆はありません。

 

人、それぞれ性格も違えば、お金の価値感も違いますので、

自分に合った方法を探してください。

 

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