山形県・山形市と宮城県・仙台市という2つの県庁所在地をつなぐ、仙山線沿線にある山寺。
正式名称は立石寺です。
松尾芭蕉が奥の細道で詠った俳句が有名な場所ですね。
~閑さや岩にしみ入る蝉の声~
山にへばりつくように建てられたお寺で、そこからの眺望がすばらしいことでも有名です。
山形市から仙台市へ移動をする途中に、小旅行をしてみました。
山寺駅へのアクセス
山寺(立石寺)は公共交通機関で気軽に行けることが出来ます。
仙山線を利用すれば山形駅から快速で約17分で向かうことが出来ます。(駅は3駅)
普通列車も合わせるとだいたい1時間に1本の運航です。
また、仙台駅から快速で約1時間。こちらも充分に日帰りで楽しめる距離となっています。
仙山線のすべての駅でICカード(Suicaなど)が使えるワケではありませんが、山形、仙台、山寺の各駅はICカードが利用できます。
とれいゆつばさ?
なんと、車内に足湯があるそうです。気になりますね。
山形駅。床に路線の案内がありますね。
この通りにいけば、乗り間違いはありませんね。
仙山線ホーム。
車内はボックス型シートでした。
ドリンク置き場かな。なかなか快適です。
まだ、新しい車両のようでした。
左沢線との分岐点。
「夢とロマンのフルーツライン」・・・。どういうこと!?!笑うしかない。
※山形から仙台への移動中に立ち寄る場合、1枚に切符で途中下車は出来ません。山形~山寺、山寺~仙台と2枚の切符が必要になります。
山寺駅
山寺到着です。
山寺駅はとっても可愛らしい、昔ながらの駅。
見晴らし台が駅にあります。
ここには、コインロッカーもあるので、大きな荷物はここで預ければいいでしょうね。
もしすべて使用中だった場合には、駅前のお土産物屋さんでも有料で預かってもらえます。
見晴らし台から山寺が見えますよ。
ちなみにホームも見えます。
駅名の案内板には山寺が描かれています。
もう1つは山寺のガイドになっています。
「山寺さ来てけで、ありがとさま!」
駅舎内の待合場所。いい雰囲気。
奥に顔出しパネルがひっそりと待機していました。💦💦💦
山寺(立石寺)へのアクセス
山寺(立石寺)へは迷いようもない感じ。正面に山が見えていますので、山に向かうのみ。
しっかりと案内板も整備されています。訪日客用ですかね。
橋を渡ります。
雪解け水のようなエメラルドグリーンの水の色でした。
橋を渡ると正面に「旧山寺ホテル」。
もともとは山寺ホテルでしたが、今は「山形レトロ館」という資料館になっています。
T字になっていますが、これを右側へ進みます。
日枝神社登山口。ここから登ってもいいのですが、もうちょっと進みます。
立石寺の登山口はこちらです。
山寺(立石寺)
どこをどう見ればいいのかわからなかったので、公式WEBサイトの参拝!コースを参考にしました。
1・登山口
ここから登山のスタート。
2・根本中道
入母屋造りで銅板葺の内陣には平安時代の一木造り秘仏本尊、薬師如来座像が安置されている。 国指定の重要文化財でブナの建造物としては日本最古を誇る。
日枝神社の登山道を望む。
日枝神社
水に浸けると文字が浮かび上がる、珍しいおみくじがあります。
3・芭蕉像
一緒にいるのはお弟子さんだそうです。
緑がきれい。
4・宝物殿
閉まっていたので通過・・・。
5・山門
ここからが拝観料のかかるところ。鎌倉時代の門らしいです。
そして、緑の中をしばし登山。
梅雨時でしたので、緑が鮮やかでした。
6・せみ塚
芭蕉の句をしたためた短冊を納めた記念碑とのこと。
ふたたび、登山。
7・仁王門
嘉永元年1848年再建された、けやき材の優美な門で、 左右に安置された仁王尊像は運慶の弟子たちの作と云われる。
さて、そろそろ終盤。かなり登ってきました。
あと、少し。
売店があります。冷たい飲み物なども売ってますよ~。
あと少し!
こんなところに郵便ポスト。
ちょうど、配達している人も登山をしていました。この頂上に5家族が暮らしているそうです。
毎日、毎日、大変ですね~。
8・奥の院
開山・自覚大師円仁が中国で修業中に持ち歩いた釈迦如来と多宝如来をご本尊としている。
到着です!!
御朱印を忘れずに!!
奥の院からの眺め。赤色のもみじのような葉が見えますね。
近づいてみましたが、やっぱり赤色でした。
さて、下山です。
10・開山堂、納経堂
立石寺を開いた慈覚大師円仁を祀るお堂で、大師の木造の尊像が安置されて居り朝夕食飯と香を供えている。 向かって左の岩の上の赤い小さな堂は写経を納める納経堂で山内一古い建物である。
あれ?9の三重の小塔を忘れてしまいました・・。
11・五大堂
ラストがこちら。絶景を眺めることができるお堂です。
山寺観光&登山はこれにて – – – – – – – 終了 – – – – – – -。
あとは、同じ道を下山となります。
まとめ
山寺いかがでしょうか。いい運動です。(笑)
山門まで降りて来たら、山寺名物の「力こんにゃく」から力をもらいましょう!
喉も潤しておかないとね!!
ゆっくりと登って見学しても2時間ちょっとぐらいでしたでしょうか。
ただ、見学者がほとんどいない時期で見学し易かったからかもしれません。写真を撮るのに待ちもなかったですからね。
それでも、3時間あれば充分かな、と思いました。
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