JALのマイラーとしては、ワンワールド加盟キャリアが増えるのはうれしいことです
Royal Air Marocco ロイヤル エア モロッコ
ロイヤル エア モロッコのワンワールドへ2020年半ばの加盟が決定したそうです。
東京オリンピック頃でしょうか。ちょっとまだ先ですはありますが、海外旅行時の航空会社の選択肢が増えることは素直にうれしいことです。
ただ、どのような航空会社なのか、イマイチ知識がなかったので、ロイヤル エア モロッコについて調べてみました。
Skytrack社の評価
★★★★☆
レガシーキャリアだと4つ星がスタンダード、3つ星の航空会社はやばいという個人的印象を持っていますので、
まぁ、普通かな、と思いました。
保有機材
55機(2017年時点)
エアバスが1機もなく、ボーイングとエンブラエルの運用に集中しています。
そして、南アフリカ航空、ケニア航空よりも多いのでアフリカ最大?と思いましたが、
アフリカ最大はエチオピア航空で106機の保有でした。
エチオピア航空ってそんなに大きな航空会社だったんだ!と逆に驚きました。
就航都市
- フランス国内 8都市
- 他ヨーロッパ内 12か国25都市
- アフリカ内 26か国28都市
- 中東内 6か国8都市
- 北南米内 3か国9都市
- モロッコ国内 12都市
合計49か国90都市
アフリカ、フランスがメインで、かなり就航地が偏った印象です。
アジア・オセアニアへの就航がまったくないのも珍しいと思いました。
さほど規模の大きくない航空会社でも、バンコクやシンガポールぐらいには就航しているものと・・・。
利用する機会は?
快適なシートなのか
私の場合、中長距離の区間は、
窓側座席&通路アクセスのシートに座れることを最優先にしていますので、
- スタッガード
- リバースヘリンボーン
- JALや大韓航空のような変則個室型
- シンガポール航空のような窓側1席のぜいたく席
このいずれかのシートを採用していることが条件になってきます。
調べたところ、ロイヤル エア モロッコのワイドボディ機は、767-300、787-800、787-900 ですが、
あいにく、すべて旧式タイプのシートを採用しています。
これだと、中長距離区間の利用は積極的にはいかないので、
ワンワールド加盟までに、新型のシートを導入してくれことを願っています。
魅力のあるルートがあるか
モロッコ自体は世界遺産が豊富にあって魅力的な国なので、
何度も足を運びたいデスティネーションだと思っています。
中長距離の利用にはシート的に希望に合わない場合でも、
短距離の利用であれば、充分に利用できるのではないかと思っています。
日本~ヨーロッパ間は他のワンワールド加盟航空会社を利用し、
ヨーロッパからモロッコへの短距離区間、そしてモロッコ国内の移動にエアモロッコを利用するといいですね。
パリからは最大都市のカサブランカへのフライトの他、世界遺産のマラケシュへも直行便があったり、
国内線では、同じく世界遺産フェズへのルートもあったします。
モロッコへの旅行で取りこぼしなく、しっかりとJALマイルおよびFOPポイントを貯められるのは喜ばしいです。
最後に
JALという視点で見ると、
航空連合内以外の2社間提携が色々と進んでいます。
ガルーダインドネシア航空、アエロメヒコ、ベトジェット、アエロフロートロシア航空などでしょうか。
アエロメヒコについては、既に発表から1年を経過していますので、
早く、マイレージ提携まで話が進まないかなぁ~と、いつも待っています。
それでも2社間提携については、提携が完了してもマイレージだけです。
やはり、FOPポイントまで加算対象となる同一連合のワンワールドへ加盟する航空会社が
増えてくれることが、一番うれしいと思う、本日でした。
ちなみに、
今年をもって、スカイチームより脱退する中国南方航空のワンワールド加盟、
これが今の私の最大の願いです。
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