2018年6月に、9日間のスイス旅行をしてきました。
その旅行中で、印象深かったところを、順不同で少し紹介したいと思います。
今回は4回目。
ツェルマット滞在中のマッターホルンを見ながらのハイキングコースについて書きたいと思います。
ツェルマットのハイキングコース
ツェルマットにはたくさんのハイキングコースがあります。
登山列車に、ゴンドラ、ロープウェイ、リフトなどなど、様々な交通機関で山の頂上まで一気にいけるところも多いです。
なので、登山列車で一気に頂上まで登って、下りをゆっくりと下山するだけのハイキングコースというものもたくさんあって、普段は体を動かしておらず、体力に自信がない私でも、安心してできるハイキングでした。
決してトレッキングではありません。ハイキングです。
標高3,000mを超えるところに電車が走っていたり、山間部にはロープウェイを繋いでいたりする。
さらに、さらに、3,000m級のその展望台からスキー客用のリフトがあったりして、スイスの交通機関の発達度に、何度も驚かされました。
そのおかげで気軽に、スイスアルプスを堪能させてもらえたワケです。
今回私が選んだのは、ゴルナグラード展望台からツェルマットへとつながるハイキングコースです。
とても有名なハイキングコースです。
ローテンボーデン~リッフェルベルグ
ゴルナグラード鉄道の終点・ゴルナグラードの1つ手前の駅「ローテンボーデン」駅から、もう1つ手前の「リッフェルベルグ」駅まで間、1時間ほどの区間です。
非常に短くて、高低差もさほどなく、それでいて、逆さマッターホルンが見れるリッフェルゼーがあるので、とても人気のコースみたいです。
実際、日本や中国からのおじいちゃん、おばあちゃんを含むツアーの方々も、苦も無く楽しまれていました。
ローテンボーデンから歩き始めると、もう、ほんの10分ほどで、リッフェル湖へ到着。
そして、早速、逆さマッターホルン!
じゃん!
雲ひとつない快晴で、こんなに素晴らしい写真が撮れました!!
本当に、鏡に映したような状態でした。
なんて、嘘です!!!
上の写真は上下を反対にしたものです。それにも気が付かないのでは!?!
本当の写真は、こちら ↓
本当に、鏡に映ったような、素晴らしい光景!
逆さにしても、わからないぐらいなんですから。
他の方のブログや旅行記を見ていたのですが、こんなにきれいな逆さマッターホルンはなかなか見なかったです!
(自画自賛!)
でも、それもそのはずで、リッフェルゼーは、
本格的な夏になると、水量が減った上に、水草が成長し始めるので、こんなにきれいな逆さマッターホルンは現れないということでした。
6月に行ったので、本当に最高の時期だったのかもしれません。
少し進むと、もう1つ湖がありました。
こちらにも、逆さマッターホルンがお出迎えしてくれました。
ハイキングコースには、分岐点には必ず案内板が立っているので、迷うことはなかったです。
山々に囲まれながら、のんびりと進みました。
マッターホルンが、これでもかと、どこにいても現れます。
そして、あっという間に、
リッフェルベルグ駅が見えてきました。
近くを、
ゴルナグラード登山鉄道が走っていきます。
絵になりますね。
そして、リッフェルベルグ駅の手前に、ケルンがありました。
ケルンは山頂や登山道に積み上げられた石の塔のことです。
道に迷わないようにするための道しるべ、遭難者への慰霊、単なるいたずら、と意味合いは色々あるみたいですが、これはどういった目的のものだったのでしょうかね。
マッターホルンと一緒だと、絵になりますねぇ。
それから、駅とは逆の方に、なんかありました。
教会でした!
リッフェルベルグ駅で登山列車に乗って、ツェルマットへ下山すれば、所要時間は、わずか1時間ほど。
快晴だったこともあって、見る景色、見る景色、絶景の連続でしたので、それでも大満足!
私は、時間も体力も有り余っていましたので、そのままツェルマットまでハイキングで戻ることにしました。
リッフェルベルグ~リッフェルアルプ
さて、この区間だけは、ちょっとだけ急な斜面もありました。
足をくじいたりしないように、注意しながら歩きます。
と言っても、そんな急ではないのですが、小石に引っかかっただけで、くじいてしまう可能性のある年ですので。
高山植物。
ゆっくりと足元を気にしながら歩いていると、自然と目線も下に下がり、こういった花たちにも気が付くようになりますね。
途中、雪解け水が集まって、小川となり、
山を下っていきます。
ベストポジションに、ベンチがあって、
座って眺めたいけど、先客が居座っていて、残念。。
でも、最高。
そうこうハイキングを楽しんでいると、リッフェルアルプ駅に到着。
まだ、まだ、余力があったので、そのままツェルマットまで徒歩で戻ることにしました!
リッフェルアルプ~ツェルマット
この区間は最初に一気に急な坂道を下ることになるのですが、
途中からは、標高もぐっと下がって、農村、牧草地といった風景に変わっていきました。
気温も上がってくるし、空気も濃いし、人も多くなるし、
あぁぁ、山を下りてきたな、って感じます。
途中から、
クラインマッターホルンへと向かうゴンドラの下を歩くように、ツェルマットへと向かいます。
スイスの山小屋というイメージ通りの家の前を通ったりして、
ゴンドラの駅も過ぎると、まもなく、ツェルマット中心地へ到着!
このあたりは、ツェルマットの街の端っこあたりなのですが、このあたりもとても、牧歌的な風景でした。
こんな感じで、ハイキング終了!
いやぁ、本当に楽しかったです。
最後に
ツェルマットのホテルへ何事もなく無事帰還後は、お酒と美味しいチーズや生ハムで乾杯しました!
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