シンガポール・チャンギ空港のターミナル1にあるカンタス航空シンガポールラウンジ訪問です。
オープン時間と同時に訪問しましたので、まだガラガラでした。
*追記*
その後、ラウンジレポートを追加しています。最新版はこちらをご覧ください。
シンガポール・チャンギ空港 ワンワールド系ラウンジ
シンガポールチャンギ空港内には、ワンワールド航空会社が運営する純粋なラウンジは3つあります。
ワンワールドキャリア直営ラウンジ
ターミナル1
ブリティッシュエアウェイズラウンジ、カンタス航空ラウンジ
ターミナル4
キャセイパシフィックラウンジ
その他独立系のラウンジもたくさんあって、各航空会社はそれぞれ以下のラウンジを指定しています。
独立系ラウンジ
ターミナル1
Dnata ラウンジ
フィンエア、JALの指定ラウンジ
SATS Premier ラウンジ
カタール航空の指定ラウンジ
ターミナル2
SATS Premier ラウンジ
マレーシア航空の指定ラウンジ
ターミナル3
Dnata ラウンジ
スリランカ航空の指定ラウンジ
ワンワールドのサファイア以上のステイタスを持っている場合、ワンワールド系の直営ラウンジか、搭乗する航空会社の指定ラウンジを利用することができます。
JALに搭乗する場合は、ブリティッシュ、カンタスの2つと、JAL指定ラウンジのDnataラウンジの3つとなります。
また、チャンギ空港のターミナルは、1&2&3はすべてつながっていて徒歩でも移動が可能です。
ターミナル4だけは独立しているので、シャトルバスでの移動が必要です。
ちなみに、ターミナル4へは、ターミナル4発の航空会社の搭乗券がないと行くこと自体ができません。
アクセスとオープン時間
カンタス航空 Qantas Singapore Lounge は、ターミナル1のレベル3(3階)に位置しています。
シンガポール・チャンギ国際空港のターミナルの立地図
フロア内MAPで見てもわかるように、ブリティシュエアウェイズ、タイ航空、SATS Premier の3つのラウンジを合わせたよりも、広大なラウンジです。
オープン時間:
14:30 a.m. – 23:00 p.m.
リラクシングスペース
あまりに広いので、自分で見取り図を描いてみました。
その写真がどこからどの方向を撮ったものかがわかればいいかなぐらいで、縮尺は適当です。(^^;
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧ラウンジエリア内にも、ワインとソフトドリンクカウンターはあります。
このカウンターがとても便利で、私はだいたいこのあたりにいつも陣取ることにしています。
⑨
⑩
⑪
⑫
⑬ このあたりは、空港内が見渡せて楽しいのですが、席は reserved されていました。
⑭
⑮
⑯
⑰
⑱
⑲
ワインとつまみは、ラウンジエリアにも置いてあり、気軽に自分で注いで楽しめます。
さすがに、カタール航空のドーハ空港には負けてしまいますが、それでも、とにかく広い!の一言です。
そして、エリアごとに、置かれているソファとデスクが違っていて、1つのラウンジ内で色々な雰囲気を楽しめます。
ところどころ、眺めや居心地がよさそうな場所には、Reservedの札が置かれていました。
ファーストクラスの方ようでしょうかね。
バーカウンター
カンタス航空ラウンジでは、ワイン以外のお酒はすべてこの大きなバーカウンターで注文します。
15メートルはあるのでは、と思えるロングカウンター。
ビール好きなオーストラリア人の航空会社ですから、ビールも4種類
タイガー、ハイネケンの他に、オーストラリアのエールビールPALE ALE、クラフトビールのDOG DAYS
頂けるハードリカーの種類はこちら
ジムビーム(バーボン)
バランタイン(ウイスキー)
レミーマルタン(ブランデー)
スミノフ、アブソルート(ウォッカ)
ボンベイ、ゴードン(ジン)
コバーン(ポートワイン)
マイヤーズ、バカルディ(ラム)
マティーニ、カンパリ、アペロール、ドランブイ、カルア、アイリッシュクリーム、レモンチェロ(リキュール)
多くのお酒で2銘柄を揃えています。
又、リキュール類の種類が多いのは、バーテンダーさんがカクテルを作ってくれるからです。
なかなか、ないですよね!!
つまみに、ポテトチップ、ムルク(インドの定番お菓子)。
利用者が増えてくると、社交的な白人さん達が、バーカウンターに座ってバーテンさんとおしゃべりに興じていました。映画を見ているみたいでした。。
私には絶対に出来ない。。
ダイニングエリア
ダイニングエリアも広いです。
ダイニングエリアでけでも、200席近くはあるので、席がない、なんてことは絶対に起こり得ません。
A
B
C
D
E
F
フード&ドリンク類
フード類
サラダ類。
色目も良いけど、ちょっと斬新?変わったサラダもありました。
斬新なカット。シーザーサラダ
オールトマト
ブロッコリーとカリフラワーのサラダ
ジャーマンポテト
日替わりのオーダー式のメインフードが2種類。
スタッフが大勢いるので、その辺の人にオーダーして自分の席を指差すと、もって来てくれます。
この日は以下の2つでした。
- Prawn and shiitake mmushroon wonton sup
- Pork Sang Choi Bao
「Prawn and shiitake mmushroon wonton sup」
ワンタンスープと書いていますが、ワンタン麺でした。
あっさり味で、出汁とか旨みが少し足りなかったです。
「Pork Sang Choi Bao」
ネットで検索すると、「サンチュでスパイシーな挽肉、キムチ、柴漬け、ハーブを包んでいただく一品」とのこと。かなりアレンジされて、オリジナルなものになって出てきました。
台湾の名物のルーローハンのような見た目です。また、味も甘く煮られていて、そんな感じ。
美味しかった‼️
ホットブッフェ
ローストペッパーとトマトのスープ
スリランカ風のチキンカレー
ジャスミンライス
ダール豆とナスのヨーグルト煮
各種ブレッド
まんまのフルーツとカットフルーツ
デザート類。
ドリンク類
ワイン以外のアルコールはバーカウンターで注文します。
ソフトドリンク、コーヒーマシーン
各種紅茶のティーパック
ミネラルウォーター、スパークリングウォーター、熱湯の3種類がこの1つの蛇口から出てきます。
赤白ワインが2銘柄ずつ、そしてスパークリングワイン
オレンジ、アップルジュース
シャワー室
ダイニングエリアの先に、シャワーブースがあります。
受付のスタッフに声をかけると、空いているブースを告げられます。
全部で10室ほどあったでしょうか。
室内はトイレと一体型で広い造りになっています。
乾燥していたので、ハンドクリームがあったのがよかった。ブランドはASPAR
歯ブラシ、櫛、そしてバスタオルは事前に室内にセットされていました。
シャワーは可動式ハンドシャワーで使いやすかったです。
シャンプー類も、ASPAR でした。
清潔感漂う、快適なシャワー室でした。
混雑時間の予測
かなりの広さを誇っているラウンジですが、
シンガポール~オーストラリア間はフライトも多くてカンタス航空だけでも以下のフライトがあります。
- シドニー17便/週
- メルボルン12便/週
- パース7便/週
- ブリスベン7便/週
すべてのフライトが19時~23時に集中しているのですが、実際にずっとこのラウンジにいて、様子を見ていたら、18~19時半、21時半~22時半あたりが混雑の時間帯で、その間は全然空いていました。
また、混雑時間といっても、これだけ広くて椅子や机も十分にあるので、8割方埋まっているぐらいの状況で、席に困ることはないかと思います。
成田空港の朝のANAラウンジとJALサクララウンジは、本当に座る席を探すのも一苦労です。
私も恩恵を授かっている身分ではありますが、客観的に言えば、
SUPER FLYERS CLUBとJAL GLOBAL CLUBの会員を増やしすぎだと思います。
会員制度を今後も変えないのであれば特典として強調しているサービスについては、もっと、改善をしないといけないのではないでしょうかね。
ANAとJALは、利用権利のある人の数に対して、ラウンジがあまりに小さすぎます。
最後に
ラウンジ評価
項目 | 採点 | 特筆 |
---|---|---|
混雑度 | *座席には余裕がある | |
食事の充実度 | *オーダー式の日替わりメニューがある *種類も豊富 |
|
アルコール類 | *シャンパンがない。スパークリングワインはあり *バーテンダーに頼むのが億劫 |
|
付帯設備 | *シャワー 10室 | |
訪問時期:2019.02.03 14:30pm-23:00pm |
ソファや椅子が大量にあるそのスペースの広さ、落ち着いたデザイン、食事の豊富さ、アルコール類の充実、シャワーブース、などトータル的にかなり素晴らしいラウンジでした。
あとは、やはり清潔感がすごいです。間違いなく、お気に入りのラウンジの1つです!
コメントはこちら