2019年4月にリニューアルオープンした、成田空港本館4階のJAL ファーストクラスラウンジを訪れました。
食事面が強化されたとのアナウンスがされていますが、それ以外の部分に注目をしてみました。
リニューアル前の訪問記事はこちらです。
*追記*
その後、ラウンジレポートを追加しています。最新版はこちらをご覧ください。
アクセスとオープン時間
現在は、3階は改装中のため、4階へ上がります。
オープン時間:
7:30 a.m. – 22:00 p.m.
ラウンジエリア
まずは、ラウンジ全体の見取り図から。
ラウンジエリアはとても小さくて、座席としては20席前後しかありません。
ラウンジエリアへ。左側に携帯電話スペース、靴磨きとあり、その奥がラウンジエリアです。
右側にはちょっとしたラウンジエリア。ただ通路に面していて、正直落ち着かないですね。
ほぼ、これがラウンジスペースの全景です
窓側に5席、ワーキングデスクがあります。
貴重なラウンジスペース。基本は一人席で、2名以上で向かい合える席はありません。
マッサージチェアが2台
完全プライベート的な座席が1つ。ここ、狙い目。でも、ちょっと暗いです。
ラウンジスペースには、飲み物とちょっとしたお菓子・乾きものだけ置いてあります。
こちらは、エスプレッソマシーンとソフトドリンクマシーン
アルコール類。
赤、白ワインとシャンパン(G.H.MUMM)
壱岐づくし(米焼酎)、天狗櫻(芋焼酎)、しまむらさき(芋焼酎)
ワイルドターキー、ボウモア、バランタイン、バルベニー、シーバスリーガル(ウイスキー)
レミーマルタンXO(コニャック)、梅酒、アイリッシュクリーム、ルジェカシス、カンパリ(リキュール)
チンザノ(ベルモット)、スミルノフ(ウォッカ)、タンカレー(ジン)
※この日はジャパニーズウイスキー響もありました!
チーズ盛り合わせ
クラッカー、キットカット、キャンディ、ミックスおつまみ、チョコレート、ヘーゼルナッツクッキー
生ビールサーバー。銘柄はエビスとプレミアモルツ
冷蔵庫内にフルーツジュース、スカイタイム(キウィ)
ウーロン茶、アイスティ、ヤクルト、ペリエ、ポカリスエット、炭酸水、トニックソーダ
ヤクルトを置いているのが、日本そしてJALらしいですよね。
靴磨きサービス
3階のファーストクラスラウンジがリノベーションのためにクローズしている間、
英国の高級靴メーカーJOHN LOBB(ジョン ロブ)社とのコラボレーションによるシューシャインサービスは、4階のラウンジで行われていました。
3階のリノベーションが終わったら、また3階での提供になるそうです。
■提供時間
07:30~12:30 ※午前最終受付 12:15
15:00~20:00 ※午後最終受付 19:45
クローク
3階へのエレベーター前に、オートロック式のロッカーがあります。
4階のエントランスからは最も離れた位置になるので、4階のエントランスから入ってくると、ちょっと面倒ですね。
3階の改修が終われば3階からエレベーターで移動してくることが多くなると思います。それを意識して、こちらに造られたのだと思います。それだと便利な位置と言えます。
ワークスペース
あいにく、ビジネスセンター、ワーキングスペースなるものは存在しませんでした。
必要な場合には、エレベーターで3階へ降りてサクララウンジのビジネスセンターを利用することになります。
シャワーブース
シャワーブースも現状はありません。サクララウンジのシャワーブースを利用することになります。
ファーストクラスラウンジ内に、シャワーの受付デスクがあります。こちらで受付をして、仮のカードをもらい、エレベーターにて3階のサクララウンジへと降ります。
サクララウンジ内のシャワールームへのエントランス。
ファーストラウンジで受け取った仮のカードを見せて、シャワー室のカードキーを受け取り、個室へ入ります。
シャワールーム。シャワートイレ付のトイレもある個室タイプ。
アメニティは使い捨ての櫛と綿棒のみ。歯ブラシと髭剃りは、シャワーの受付にてもらいます。
シャワーはレインシャワーとハンドシャワー。
さらに、3つのマッサージノズル付のシャワーです。腰のマッサージに効果的なシャワーでした。
ボデイタオルとハンドタオルは今治タオル。もふもふタイプのタオルで、とっても、肌触りがよかったです。ずっと、スリスリしていましたよ。
JAL’s Table
リニューアルされたラウンジで導入されたのが「JAL’s Table」
「JAL’s Table」って何?
~ビュッフェスタイルとお客さまの目の前で取り分けるカウンタースタイル~
ラウンジスタッフが、目の前で取り分けてくれるカウンタースタイルです。
テーブルコーディネーターの山本侑貴子氏の演出による「和御膳」、「サラダプレート」、「サンドイッチ
プレート」、「パスタプレート」、「ミートプレート」と種類があります。
実際のところ、「和御膳」、「サラダプレート」、「サンドイッチプレート」については、もともとあるメニューを取り分けてくれるだけのことでした。
サラダについていうと、自分の好きな量、好きなものだけを取れていたブッフェスタイルの方がありがたく、取り分けと言うのは大きなお世話で、私にとってはマイナスです。
新メニューとして、ラーメンの登場!これは、かなりGOOD NEWSでした。
ラーメンは2種類
- AFURI(阿夫利)柚子塩らーめん
人気ラーメン店の「阿夫利」とのコラボレーションによる、柚子の香りとあっさりとした塩味の効いたラーメンです。 - JAL 特製豚骨ラーメン
濃厚な豚骨スープに特製辛味噌と辛子高菜を加え、スパイシーな味わいに仕上げたJAL特製ラーメンです。
時間帯によって提供メニューが変わります。こちらは朝食の時間。
ブッフェコーナー
フード
ブッフェのメニューは非常に少なかったです。これは以前よりもだいぶ、さみしくなってしまいました。
炊き立てごはん(山形県産 雪若丸)、味噌汁、ふかひれ入りスープ、JAL特製ビーフカレー
クロワッサン、バケットモンジュ、抹茶スコーン、チョコマーブルデニッシュ、たい焼き(あずき、クリーム)
カットフルーツ
チーズ盛り合わせ
また、今まであったアペリティフが一切なくなっていたのは、お酒飲みには大変にショック。お酒のあてがなくなってしまった。
3月までは、以下のメニューがありました。
蛸とポテトのピンチョス、冬野菜のはんなり和え、四川風よだれ鶏、野菜スティック(味噌)、野菜スティック(アンチョビソース)、生ハムとブロッコリーのピンチョス、海老の生春巻き
ドリンク類
エスプレッソマシーン、ソフトドリンクベンダー
アルコール類。銘柄はラウンジエリアと同一です。(響はこちらにはなかったです)
シャンパンと赤、白ワイン
おつまみ系。おつまみミックス、キットカット、ヘーゼルナッツクッキー、クラッカー
生ビールサーバー。
一番搾りとスーパードライ。ラウンジエリアのエビスに変わり一番搾りに銘柄が変わっていました。
冷蔵庫内。ヤクルトはこちらには置いて
「鮨 鶴亭」
3階のファーストクラスラウンジにあったSUSHI BARが「鮨 鶴亭」として新設されました。
また、SUSHI BARに併設されていたSAKE BAR もそのまま継続。季節ごとに用意される3 種類の日本酒、ワインやローランペリエのシャンパンも置かれています。
ローランぺリエのシャンパンは今までは、サテライトでしか提供がなかったので、これは好転でした。
12:30~15:00と20:00以降のクローズも、3階のSUSHI BARと同様なので、これは注意ですね。
本日のネタを表示しているサイネージ
右サイドにはソフトドリンクとビールサーバー、ビスケット等のおつまみ
左側には、シャンパン&ワインと日本酒が並びます。
本日の日本酒。獺祭、黄水仙、播州一献
シャンパンは、ローランぺリエが登場。さらに、REDELのシャンパングラスもお目見えしました。
(今までは、羽田のファーストクラスラウンジ内 RED ROOMのみでした。)
いつも、その月の銘柄が手書きで紹介されています。
ダイニングエリア
ダイニングスペースがとにかく広いです。
マップと共にその写真がどの位置なのか紹介します。
①からの眺め
②からの眺め。エントランスから最も近いダイニングエリア
③からの眺め。「鮨 鶴亭」の前のエリア
④からの眺め。
⑤からの眺め。
⑥からの眺め。
⑦からの眺め。
⑧からの眺め。
⑨からの眺め。
⑩からの眺め。JAL’s Tableの付近。
また、ちょっとしたギャラリーのように、JALの就航記念はがきが飾られているところがあります。
今はその路線はなくなっていても、かつては飛んでいる路線だったり、切手やスタンプなども見ていてとても興味深いです。
アメリカからのエアメール(バンクーバー、ニューヨーク、メキシコ)
オセアニアからのエアメール(パース、メルボルン、オークランド)
アジアからのエアメール(デリー、マニラ、北京)
中東からのエアメール(クェート、テヘラン、カイロ)
ヨーロッパからのエアメール
最後に
ラウンジ評価
項目 | 採点 | 特筆 |
---|---|---|
混雑度 | *ダイニングスペースは問題ないが、ラウンジエリアが非常に狭い。 | |
食事の充実度 | *軽食メニューが減っています | |
アルコール類 | *お酒のラインナップは文句なし | |
付帯設備 | *食事に重点を当てており、ラウンジスペース、付帯施設は弱い | |
訪問時期:2019.05.07 07:00am-17:00pm |
ダイニングスペースが広く、ラウンジエリアが極端に狭い造りのため、食に重きを置いたラウンジだと
いうことがわかります。
ゆっくりとソファで寛ぎたい方には、好き嫌いが別れてしまうラウンジになっています。
恐らく3階の改修が終わった後には、3階には広くラウンジスペースが用意されてくると思います。
3階の改修を待ってみることにしたいと思いました。
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