香港国際空港にあるキャセイパシフィック ビジネスクラスラウンジ「ザ・ピア ビジネスクラス(The Pier
The Pier, Business)」を訪れてきました。
訪問時期:2019年03月13日 05:30am-06:30am
香港国際空港 キャセイパシフィックのラウンジ
キャセイパシフィックは、本拠地である香港国際空港に専用ラウンジを6カ所も持っています(内2つはファーストクラス専用)。各ラウンジごとに独自のサービスがあって、香港国際空港に立ち寄る際の楽しみともなっています。
今回は、「ザ・ピア」のビジネスクラスラウンジとなります。
アクセスとオープン時間
「ザ・ピア ビジネスクラスラウンジ」は、出国審査後、ターミナル1の65番ゲート付近です。
先に、61~63番ゲートのあたりでファーストクラスラウンジへのエスカレーターが出てきますので、それを通り越してもう少し進みます。
空港内の案内では、ファーストクラスとビジネスクラスで別れていませんが、実際にはエントランスは少し離れています。
オープン時間:
毎日
05:30 am to 00:30 am
ラウンジ スペース
ラウンジの見取り図。とにかく横に広い!
横に長いラウンジですが、それぞれ区画ごとにテーマが決まっています。
エントラスの左サイドは順に、
「フード・ホール」⇒「バー・コーナー」⇒「ヌードル・バー」⇒「ティー・ハウス」⇒「リラクゼーション・エリア」
そして、右サイドには「ザ・サンクチュアリ・バイ・ピュア・ヨガ」。
その他、搭乗ゲート寄りには、特にテーマはない通常のラウンジスペースが広がっています。
ラウンジスペースにもソフトドリンクとビールを置いたカウンターも設置されています。
ビスケットなどのお菓子
他のラウンジでは見なかった日本の新聞も置いてありました!
フード・ホール
フード・ホールでは、タパス、チーズ、サラダ、シーフードの盛り合わせなどの他、 サンドイッチ、デザート、フルーツなどが用意されています。
カウンター席もあります。
朝食時のメニュー
フルーツ
ヨーグルト、カットフルーツ
サラダ、コールドカット類(チーズ、ハム、サラミ、ドライフルーツ)
ホットミール(スクランブルエッグ、マッシュルーム炒め、焼きトマト、ソーセージ、ベーコン)
グラノーラ、ミューズリ、コーンフレーク
アプリコットデニッシュ、クロワッサン、チョコクロワッサン
ラップサンド(たまご、胡麻チキン)、フォカッチャ、パニーニ、黒ごまロール、ブリオシュ、グルテンロール
ブレッド類
フード類はセルフサービスではなく、すべてカウンター内のスタッフにお願いする方式です。
ソーセージ1本でも、スタッフに頼まないといけないので、正直、これが非常に面倒でした。
どうしてここだけ、そういうシステムなのでしょうね。他はすべてセルフサービスなのに。。
ドリンクカウンター(ソフトドリンク、世界のビール)、エスプレッソマシーン、紅茶類
フルーツジュース、牛乳
コーヒー・カート
フード・ホール内に屋台風のコーヒー・カートがあります。ザ・ピア ビジネスクラスラウンジのオリジナル。
注文してからの抽出で、薫り高いコーヒーが楽しめます。
頼んだカフェラテでは、ハートマーク模様を頂きました!
ワーキング スペース
フードホールの一角のカウンター部分がワーキングスペース。
i Macのパソコンとプリンターが揃います。
バー・コーナー
バーテンが常駐する本格的なバースタイル
ドリンクメニュー
バーだけあって、ここが一番シックで落ち着いた色合いのソファが並んでいました
高級感がありますよね。
360度のソファ
ヌードル・バー
キャセイパシフィックのラウンジと言えば、ザ・ロング・バーと並んで有名なのがザ・ヌードル・バー。注文をしてから作ってくれるので、出来立てを味わえます。
ラウンジは朝5:30にオープンしますが、ヌードルバーは06:30からとなります。
さすがに早朝は、ガラガラです。
ソフトドリンクや世界のビールが冷蔵庫内に、それにフルーツジュースが並びます。
カップのヨーグルトも冷蔵庫内で用意されていました。
エスプレッソマシーン、紅茶類
また、ヌードルバーのサイドには、ブッフェ形式で食事も並んでいます。
朝食タイムの品ぞろえとしては、お粥。
野菜蒸し餃子、海老と豚の蒸し餃子
季節の野菜炒め
野菜と玉子チャーハン
ティー・ハウス
「ティー・ハウス」は伝統的な高級中国茶を味わえるスペース。このラウンジだけのオリジナルです。
緑茶、ブラックティーやホワイトティーをはじめとする定番のお茶に加え、ハーブ、蜂蜜、スパイスなど、風味豊かなティーセレクションが楽しめます。
ブラックグリーンタイルで装飾された室内は落ち着いた大人の雰囲気です。
注文カウンターの全景
お茶の葉の数々
オリジナルのミックスジュースが3種類。
ティールームの全景はこんな感じです。
おしゃれなカフェの造りですね。
お茶受けも、美味しそうなものが揃っています。
リラクゼーションルーム
一人だとなかなか座りにくいですが、小グループには最適なソファ。
仮眠を取ったり、動画を楽しんだり。充分横になれる長さのソファが並びます。
なんと16席もありますので、恐らくいつでも1席ぐらいは空いてるのでは、と思います。
シャワー スィート
13室あるシャワールームは全てトレイと一体型でゆとりを持った作りになっています。
シャワー室専用の受付があり、そちらで申し込みます。
シンクとアメニティの数々
レインシャワーとハンドシャワー
こちらのラウンジのアメニティブランドは「Aesop(「イソップ)」
ザ・サンクチュアリ・バイ・ピュア・ヨガ
ザ・サンクチュアリ・バイ・ピュア・ヨガは、香港国際空港で初めてのヨガ&瞑想スペース。
ビデオに沿ってヨガを行います。
こちらは、音でのメディテーション
目でのメディテーション
こちらはストレッチ。
私は、ピンときませんが、色々あるんですね。
混雑時間の予測
キャセイパシフィックのラウンジの中では、設備も充実で最も人気の高いラウンジだと思います。
おおよそで言うと午前と夜~深夜のフライトが多い時間は混み合うことでしょうが、充分な座席は確保されています。
最後に
今回のラウンジ評価
項目 | 採点 | 備考 |
---|---|---|
混雑度 | *広くて席数も豊富。 | |
食事の充実度 | *ヌードルバー最高。 *アラカルトのフードホールもある *テーハウスやラウンジエリアにもスィーツやお茶うけが用意 |
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アルコール類 | *本格的なバーがある *オーダー制で少々面倒 |
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付帯設備 | *シャワールームが豪華 *リラクゼーションルームの簡易ベッドは便利 *ヨガ・瞑想ルームはオリジナリティが高い |
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訪問時期:2019.03.13 05:30am-06:30am |
広さ、設備の充実度、食事の種類など、完成系のラウンジだと感じました。
設備面ではファーストクラスにはないものも多いです。
ザ・ウィング ラウンジのように、ファーストクラスとビジネスクラスが中でつながっていれば良いのですが、ここは、いちいち外を移動しないと行けない造りなので、ファーストクラスラウンジ利用者としては、少々残念。嫉妬してしまうぐらいでした。
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