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衝撃!マレーシア航空に燃油税が復活していた件

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こんにちは。

今日は、自分の航空券手配をしている間に、タイトルのような衝撃を受けたので、すぐに調べてみました。

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JALクアラルンプール発券の航空券を変更

 これは、昨年中にクアラルンプール発券にて購入していたJALのクアラルンプール発沖縄行の航空券の便名変更をしようとしたことから発覚しました。

まず、発券済のフライトスケジュール。

便名クラス日付出発地到着地出発時間到着時間マイルFOP
MH0607D**FEBKULSIN19302035245245
JL0038X**FEBSINHND022009509,5226,610
JL0901J**FEBHNDOKA062509202.4892.564
JL0908J**FEBOKAHND133515502,4892,564
JL0037X**FEBHNDSIN105017309,5226,610
MH0616D**FEBSINKUL19302030245245
TOTAL MILE24,512TOTAL FOP18,838

シンガポールでのトランジット時間を利用して、

シンガポール空港の新しいターミナル4とキャセイパシフィックのラウンジを見てみようと思い、

クアラルンプールからシンガポールへ向かう便だけを早い便に変更しました。


新しいフライトスケジュールがこちら。

便名クラス日付出発地到着地出発時間到着時間マイルFOP
MH0611D**FEBKULSIN09101010245245
JL0038X**FEBSINHND022009509,5226,610
JL0901J**FEBHNDOKA062509202.4892.564
JL0908J**FEBOKAHND133515502,4892,564
JL0037X**FEBHNDSIN105017309,5226,610
MH0616D**FEBSINKUL19302030245245
TOTAL MILE24,512TOTAL FOP18,838

最初のマレーシア航空のフライト以外はまったく変更はしていません。

ルール通り、航空券の変更に対しての 500MYR(約14,000円)の変更手数料は了承の上でした。

また、webでは変更ができず、JALの予約センターへ電話をしましたので、その手数料が取られることも、理解していました。


そんななかで、JALの予約スタッフとのやりとりで、それは起こりました。

 

JALさん
JALさん

変更手数料が円換算で約14,000円追加となります。

わし
わし

はい。了承しています。

JALさん
JALさん

それと税金の増加分が円換算で約15,000円追加となります。

わし
わし

へ !?!?

わし
わし

税金の増加分って、なんでしょうか?

JALさん
JALさん

マレーシア航空の燃油サーチャージが増額しております。

わし
わし

マレーシア航空で燃油サチャージがあるの!?!

なんて、こったぁっ!!

変更時にかかった料金

 

知らないでいるのも、いやなので、Eチケットでしっかりと比べてみました。

 

昨年の9月に発券した際の航空券代金と税金明細はこちら。

航空券代金 5,500MYR
燃油サーチャージ (YQ)456MYR
航空保険料 (YQ)28MYR
マレーシア旅客サービス・保安料(MY)35MYR
マレーシアREGULATORY SERVICES CHARGE (H8)1MYR
シンガポール空港開発税(L7)18MYR
シンガポール旅客サービス保安料(SG)36MYR
日本・国内線部分消費税(JP)130MYR
日本・成田旅客サービス施設利用料 (SW)96MYR
日本・羽田空港施設料(HJ)11MYR
日本・羽田空港施設料 (HJ)11MYR
TOTAL 6322MYR

そして、変更後の航空券代金と税金明細は以下。

航空券代金 5,500MYR
燃油サーチャージ (YQ)906MYR
航空保険料 (YQ)28MYR
マレーシア旅客サービス・保安料(MY)35MYR
マレーシアREGULATORY SERVICES CHARGE (H8)1MYR
シンガポール空港開発税(L7)18MYR
シンガポール旅客サービス保安料(SG)36MYR
日本・国内線部分消費税(JP)130MYR
日本・成田旅客サービス施設利用料 (SW)96MYR
日本・羽田空港施設料(HJ)11MYR
日本・羽田空港施設料(HJ)11MYR
日本・国際観光旅客税(TK) 1,000JPY *1/7より新設で徴収された。仕方なし。。

TOTAL 6772MYR+1,000JPY

やはり、燃油サーチャージだけが大きく増額していました。

 

ただ、以下の通り、JALの燃油サーチャージは発券をした昨年9月と本日で変化はありません。

燃油特別付加運賃

JAL ホームページより

ということは、やはり、マレーシア航空部分の燃油サーチャージが増えたということです。

マレーシア航空の燃油サーチャージ

 

事実を確かめるべく、今度は、マレーシア航空のホームページを見てみました。

すると、以下のようなページを発券。

                                                                                                                                                                                                       2018 年12 月10 日

燃油サーチャージ設定のお知らせ

平素はマレーシア航空の販売に格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。
さて、2019 年2 月1 日発券分より日本発運賃に燃油サーチャージを設定いたします。


期間 :2019 年2 月1 日発券分より
徴収額 :日本–マレーシア間1 旅客片道あたりの徴収額 徴収額
エコノミークラス 6USD
ビジネスクラス/ビジネススイート 8USD
座席を使用しない幼児 無料
日本-マレーシア間燃油特別付加運賃値下げ基準
シンガポールケロシンスポット価格の2 か月平均より適用額を確定し、
2 か月ごとのサーチャージ額の見直しを行います。

マレーシア航空 ホームページより

記載はありました。

 

日本発の航空券だと、

エコノミーで往復12$、ビジネスクラス以上で16$からとさほどの金額ではなかったのですが、

しかし、ニュースでは見た記憶がありません。

 

こんなにこっそりと、出来てしまうものなのか。

 

ニュースでは、まったく見なかったように思うのは、私だけでしょうか。

 

マレーシア航空 ホームぺージより

マレーシア航空 ホームぺージより

 

そして、本国は、既に2018年9月18日より徴収していました。

だとしたら、仕方がないのですが、、、

マレーシア航空 ホームページより

マレーシア航空 ホームページより

 

でも、、、

 

金額が全然違う!!


マレーシア航空のホームぺージによれば、

クアラルンプール~シンガポール間の燃油サーチャージは往復で16MYR=約480円。

 

それに対して、JALから請求されている金額は往復で約13,400円。

 

これは、このまま支払ったままにしておいていいものなのか?

発券機械の設定ミスかなにかで、本来払わなくてもいいものではないのだろうか?

 

実際の利用までにまだ1か月はあるので、JALの予約・発券課に調べてもらうことにしました。

結果は、追って報告させて頂きます。

最後に

マレーシア航空は、2014年の時点で、不透明感のある燃油サーチャージをいち早く航空券代金に組み込み、消費者の混乱、不満に対応した航空会社でした。

当時のニュースは以下に載せておきます。

 マレーシア航空(MH)は4月1日以降の発券分について、日本発の燃油サーチャージと航空保険料を運賃に組み込むことを決めた。本社が各国の市場で進めている施策の一環で、運賃のみについて国土交通省航空局に認可を申請する。
 MHでは、今回の決定を文書で旅行会社に伝達。文面では、「これまで燃油サーチャージをUSドル建てで徴収してまいりましたが、円安等の不可避な要因によりお客様にご不便をお掛けしてまいりました」とし、合わせて「毎回日本円に換算しご案内いただく旅行会社様へも大変ご面倒をお掛けしておりました」と言及。
 その上で、「これを解消し、また、兼ねてからの旅行会社、消費者の皆様の要望にお応えするためにも」一本化を決めたと説明している。組み込みにより運賃の額が大きくなるため、旅行会社との契約条件は見直す必要が出てくるが、理解を求めていく考えだ。

Travel Vison 2014年01月09日の記事より

そんな独自の決断で、消費者に向き合ってきた優秀なマレーシア航空が、再び燃油サーチャージを復活させざるを得なかった事情を考えると、残念でなりません。

マレーシア航空の業績も厳しい状況が続いているのでしょうね。

かつては、5つ星のランクも取っていた航空会社です。是非とも頑張って頂きたい。

 

そして、

カタール航空といい、マレーシア航空といい、

2019年のワンワールドも、前途多難な様相を呈していますね。

 

燃油サーチャージの件は、JALからの回答がきましたら、再度記事にしたいと思います。

 

マレーシア航空 エアバス350

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